奈良の岡寺(おかでら)では美しい書体の直書き御朱印を頂けます。明日香村の東端にある山の中腹に鎮座する寺院で、ド迫力の本尊は土製の仏像としては日本最大の大きさです。
是非こちらもご覧ください
美しい書体の直書き御朱印
御朱印所

岡寺の御朱印は本堂内向かって右手の納経所で頂けます。こちらでは直書きの御朱印を頂けます。
受付時間 8:30~17:00(3月~11月)8:30~16:30(12月~2月)
志納金 500円
御朱印

仏教寺院で頂く直書き御朱印の美しさは格別です
オリジナル御朱印帳
岡寺では美しいデザインのオリジナル御朱印帳を扱っています。
サイズは大・小で紙質は良好でした。
価格 1000円~3700円
飛鳥の岡にあるから岡寺
岡寺は明日香村の東端にある山の中腹に鎮座する真言宗の寺院です。もともとの寺号は東光山真珠院龍蓋寺でしたが、飛鳥の岡にある寺ということで岡寺と呼ばれるようになりました。現在では岡寺が宗教法人としての名称となっています。
寺伝によれば岡寺の創建は7世紀末頃で、天智天皇の勅願によって義淵僧正が建立したとされています。「僧正」とは朝廷から任命される中で最上位の僧官であり、義淵は703年に日本初の僧正となりました。
義淵はこの地の民を苦しめていた悪龍を境内の池に沈めて石で蓋をして封印し、これにより岡寺は「日本最初のやくよけ霊場」となりました。「龍に蓋をした」ということで、当初の寺号が龍蓋寺となりました。
11世紀頃に西国三十三所霊場が成立すると第七番札所となっています。
創建当初から興福寺の末寺であり、室町時代には興福寺の住職が岡寺の住職を兼務していました。江戸時代以降は長谷寺の末寺となっています。
アクセス
交通

近鉄橿原線橿原神宮前駅より自転車で約30分。

山の中腹に位置しているため、最後はとんでもない上り坂になります。電動アシスト付き自転車だったのでギアを最も高くして何とか上がりきることができましたが、重い自転車で急坂を下るのは恐怖でした。
橿原神宮前駅と飛鳥駅の間に岡寺駅がありますが、最寄りでも何でもないことは寺の公式HPでも指摘しています。
地図
近隣で頂く御朱印(記事は下に続きます)
境内の見どころ
「日本のふるさと」といっていい明日香村ですが建築物の重要文化財は意外なことにほとんど無く、岡寺の仁王門と古書院だけです。(古書院は非公開)

岡寺をお参りしたのは大寒波襲来により日本海側が大雪となった日で、冷蔵庫の中を自転車で走っていたような感覚になりました。極限の寒さの中でついつい先を急いでしまい、もっとじっくりと見ておくべきだったと思っています
仁王門(重要文化財)

1612年に建てられたもので、ほとんどの部材が古材を転用したものであることが分かっています。大風により1472年に倒壊した三重塔のものを使用したと考えられています。

四隅にはそれぞれ阿獅子・吽獅子・龍・虎の彫刻が取り付けられていました。(青矢印)

仁王門までかなりの坂を上ってきたのですが、ここから本堂までさらに上がらなければなりません。
三重宝塔
もともとあった三重塔は1472年の大風で倒壊してしまいました。翌年から再建に着手するも完成には至らず、最終的に解体されて仁王門と楼門の用材として利用されました。
現在の建物は1986年に再建されたもので、毎年10月第3日曜日にその扉絵・壁画が公開されています。
楼門

16世紀末頃に建てられたもので、かつては二階に鐘を吊っていた鐘楼門でした。この奥に非公開の古書院(重要文化財)があります。
開山堂

1797年に奈良県桜井市の妙楽寺(現在の談山神社)の護摩堂として建てられたものであり、廃仏毀釈の影響により1871年に移築してきたものです。
本堂

1805に上棟された建物です。

高さ約4.85mという本尊の如意輪観音座像を安置しているだけあって巨大で、完成迄に30年以上かかったといいます。

如意輪観音座像は土でできた仏像としては日本最大であり、本堂の正面に立つとそのド迫力の表情に圧倒されました。
近隣の遺跡群
岡寺周辺には飛鳥の遺跡群の中でも重要なものが点在しています。自転車で10数分で巡れる距離にあるので、併せて訪れてみてはいかがでしょうか。
亀形石造物

酒船石


石舞台古墳


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