大國魂神社の御朱印は書置きで伝統を感じられる書体です。厄払いのご利益で知られた神社で 、毎年4月30日から5月6日まで開催される「くらやみ祭り」で有名です。
御朱印は書置きで伝統を感じられる書体
御朱印所
御朱印は拝殿向かって左手奥の社務所で頂けます。
御朱印は1種類で、現在は新型コロナウィルス感染拡大防止策として全て書置き対応となっています。
受付時間9:00~16:30
初穂料300円
御朱印
社名の上に「武蔵総社」と記されています。「寄席文字」に似た伝統を感じられる御朱印です。
過去に頂いた御朱印
平成29年9月21日付で、こちらにも「武蔵総社」と記されています。
アクセス
交通
京王線府中駅徒歩約5分
南武線・武蔵野線府中本町駅徒歩約5分
地図
周辺の寺社
天然記念物の馬場大門欅並木
前九年の役で奥州に向かう源頼義・義家父子が神社で戦勝を祈願し、役の平定後にお礼として欅の苗木を千本寄進したことが大鳥居まで続く馬場大門欅並木の起源となっています。
その後徳川家康が二筋の馬場を寄進し、両側に土手を築いて欅を植えたことで現在の姿になり、国の天然記念物に指定されています。
見どころでいっぱいの境内
大國魂神社の創建は約1900年前の111年とされています。645年の大化の改新以降この地に国府が置かれ、駐在する国司が管内の祭典を行う都合上、秩父神社やさいたま市の氷川神社といった武蔵国の主要神社六社を合祀したことが起源とされています。これにより大國魂神社は「武蔵総社」と呼ばれるようになりました。
武蔵の国の一之宮から六之宮までの全ての神を合わせた格式の高い神社であることから源「氏や北条氏、足利氏、徳川家といった武家の崇敬を受けてきました。
大鳥居
高さ10m、重さ95tで、御影石製では日本一とされています。
宮乃咩神社
演芸や安産の神として崇敬されており、源頼朝も妻である北条政子の安産を祈願した神社です。
お産が軽くなるよう、ここでは柄杓の底に穴を開けて奉納します。
随神門
2011年に改築されたもので、くらやみ祭で神輿や太鼓がスムーズに出入りできるようまず間口と高さを決めてから全体の設計がなされました。
鶴石と亀石
隋神門の両脇にあります。江戸時代の絵にも描かれているもので、パワースポットとして紹介されたこともあります。
鼓楼
時刻を知らせるための施設で、寺の鐘楼に対し神社では太鼓を置いたため鼓楼と呼ばれました。
中雀門
1969年に建替えられたものです。
拝殿
本殿
江戸四代将軍家綱の命により建てられたもので、中殿に大國魂大神 御霊大神 国内諸神、東殿に一之宮~三之宮、西殿に四之宮~六之宮を祀っています。
大國魂神社は本殿周辺が面白い
大國魂神社の場合は本殿周辺に個性的施設が半円を描くように点在しており、ただ拝殿でお参りしてそのまま帰ってしまうのはあまりにももったいないと思います。
水神社
深井戸を利用して地下水を竜頭口より流していてお水取りをする人もいますが、煮沸しないと飲めません。
松尾神社
武蔵国の醸造家の懇請により京都の松尾大社より勧請された、醸造の守護神です。
巽神社
花柳界の信仰が厚い神社です。
御神木の大銀杏
樹齢約1000年と伝えられ、根元には蜷貝が生息していて、産婦の乳がでないときにこの蜷貝をせんじて飲むと乳の出が良くなると言われます。
東照宮
二代将軍徳川秀忠の命により造営されました。家康は現在の府中本町駅付近に御殿を建てて鷹狩を行っていたそうです。
住吉神社・大鷲神社
末社の大鷲神社の例祭である酉の市は関東三大酉の市の一つとされています。毎年11月の酉の日に開催され、多くの露店で「縁起熊手」を売る賑わいは、年末の風物詩となっています。
このブログのイチオシ記事
「評価に値する」と思われたらワンクリックお願いします。読者登録とブックマークを頂けるともっと嬉しいです。