青梅の武蔵御嶽神社では直書きの御朱印を頂けます。電車とバスとケーブルカーを乗り継いでようやく到着する神社で、日本を代表する霊山にある境内には数多くの見どころがあります。
御朱印以外にもいろいろやっています
直書き御朱印の魅力とは?
御朱印所

武蔵御嶽神社の御朱印は社殿向かって左手の授与所で頂けます。こちらでは直書きの御朱印を頂けます。
受付時間 8:30~16:30
初穂料 500円
御朱印

右上に「月の御嶽」と記した朱印が押されています。木曽の御嶽神社が「雪の御嶽」・甲府の金櫻神社(甲州御岳)が「花の御嶽」なのに対し、青梅の御岳山は「月の御嶽」と呼ばれていました。
日本を代表する霊山に鎮座する神社
武蔵御嶽神社は武蔵御岳山の山上に鎮座しており、「山岳信仰の霊場」という言葉がこれ以上ないくらいぴったりはまる神社です。社伝によると創建は第10代崇神天皇の時代(紀元前91年)とされており、736年に東大寺大仏建立で知られた行基がこの地に蔵王権現を勧請してきました。
御岳山は筑波・赤城・榛名・戸隠・三峯・富士・大山に匹敵するほどの霊山です。関東の有力武将から武具の奉納や社殿の造営を受けるなど手厚く保護され、一方で多摩川の源流に位置することから農民たちから農耕神として信仰を集めていました。
武蔵御嶽神社では「御師(おし)」と呼ばれる神職が各地を巡って神社への信仰を広め、それを受けて人々は村や一族の単位で「講」と呼ばれるグループを結成しました。それぞれの講ごとに人々が金を出し合い、毎年決まった時期に代表者が御師の先導で山に登って神社をお参りしたといいます。
戦前の1934年に早くもケーブルカーが開業していたくらいですから、参詣客の数は昔から相当に多かったようです。
アクセス
交通
JR御嶽駅から西東京バス「ケーブル下行き 」乗車 終点下車。御岳登山鉄道ケーブルカー滝本駅から乗車。御岳山駅下車 徒歩約25分
JR御嶽駅~ケーブルカー御岳山駅






ゴールデンウィークの真っ最中で各交通機関はまさに激混みであり、青梅線で座れないなどという想像だにしなかった事態が勃発しました。武蔵御嶽神社には「おいぬ様」を祀る境内社があることもあって犬を連れた参拝客も多く、ケーブルカーはケージを用いずに犬を乗車させることができます。

御嶽駅の駅前をきれいな川が流れていると思ったらこれがなんと多摩川で、「これぞゴールデンウィーク」というような光景を見ることができました。
ケーブルカー御岳山駅~大鳥居

御岳山ケーブルカーは標高差423.6 mで最大勾配斜度25度という急勾配を6分程度で結んでいます。

御岳山駅から神社まで駅のアナウンスで30分、神社の公式HPでは25分と告知しています。私の足では20分でした。

参道は全て舗装されており、神社までなら登山靴は不要です。

武蔵御嶽神社では多くの御師が現在でも活動しているということで、神社周辺には御師の住まいや参詣客のための宿坊が数多くあります。そのため山の上に集落が出来ており、「空中都市」のような光景が出現しました。

参道はこの集落の中を通り抜けます。

こちらの急な坂を上りきると大鳥居の前に出ます。途中にある巨木は日本武尊東征の昔から生い茂っていたとされる「神代ケヤキ」です。
地図
山岳信仰の神社(記事は下に続きます)
境内の見どころを徹底紹介
武蔵御嶽神社の存在は随分前から知っていましたが、青梅の山奥ということでなかなか行けないままでした。こういう神社こそゴールデンウィークに行くべきと考え、多少の混雑は覚悟のうえでお参りしました。
境内案内図

大鳥居

こちらから拝殿まで約330段の階段を上がります。
随神門
明治になって神仏分離令が出される前は仁王門であったといいます。
階段

参道には各地の講の参拝記念碑が立ち並んでいます。
銅鳥居

1780年に建てられたものです。
拝殿

徳川家康により江戸幕府が開かれると武蔵御嶽神社は江戸の「西の護り」として重視され、もともと南向きだった社殿は1606年に東向きに改められました。

現在の社殿は1700年に5代将軍綱吉により造営されたものです。正面の屋根の形状や装飾などは根津神社を少し地味にしたような印象です。
本殿

1878年に造営されたもので、伊勢神宮と同じ神明造です。
常盤堅磐社

室町時代に造営された旧本殿で、明治になって現在の本殿が建てられたことにより現在地に移築されました。1606年に徳川家康により再建されたもので、1700年に綱吉により改修されました。漆黒に塗られ荘厳な装飾が施されています。
皇御孫命社

もともとは徳川家康を祀る東照社であったといい、言われてみると屋根のあちこちに三つ葉葵の紋が見えます。
神明社

伊勢神宮と同じ神明造であり、内宮・外宮の神が祀られています。
大口真神社

東征の際の日本武尊を救ったとされる「おいぬさま」を祀っています。

現在の社殿は1939年に建てられたもので、豪華な彫刻が施されています。
奥宮遥拝所


武蔵御嶽神社の南西方向にある円錐形の山に奥宮である男具那社が鎮座しています。
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