東急田園都市線「南町田駅」前の大型ショッピングモールであったグランベリーモールが建て替えを完了し、さらにグレードアップした「グランベリーパーク」として新たなスタートを切ります。グランドオープンは11月13日(水)ですが、11日(月)よりプレオープンが実施されましたので今回はその模様をご紹介します。
完成を心待ちにしていた
グランベリーモールが閉店となったのが2017年2月12日で、駅周辺で全ての物が手に入る利便性の高い街であった南町田がこの日を境にして一気に何もない街に変わってしまいました。
駅に出る際にも以前ならモール内を突っ切ることができたのですが(営業時間外も通行可能だった)、閉店後は周辺道路を大きく迂回しなければならず不便を感じており、建替え工事の完成を心待ちにしていました。
プレオープンが実施された
11月13日のグランドオープンを前にしてグランベリーパークでは内覧会が度々開催されていましたが、私は招待状を持っていないため中に入るのはオープンまで無理だと諦めるしかありません。
しかし11日に駅を降りてみると街の様子が以前とは違いました。園内を外部と区切っていたカラーコーンとバーが全て撤去されており、多くの人が何のチェックも受けずグランベリーパークに入っていきます。近くでチラシを配っていたスタッフに聞いてみると「13日はグランドオープンで今日はオープンです」という分かったような分からないような説明があり、とにかく開いているなら入ってみようということで初めて園内に足を踏み入れました。
グランベリーパークに初めて入ってみた
配置図
駅周辺
南北自由通路の改札口前の店もしっかりと客が入っています。
グランベリーパーク側から見た駅はこれまでと全く違う姿になっていました。
旧南町田駅と同一の駅とは到底信じられません。
グランベリープラザ
駅前とショッピングモールを結ぶ歩道橋はグランベリーブリッジと名付けられており、かつての倍の幅です。
グランベリーブリッジを渡った、いわば表玄関のような場所がブランベリープラザです。
シンボルマークが輝いています。
内側と外側の2層の建物に囲まれ、内部は周囲と切り離された別世界となっていました。
アートプラザ
この近くに成城石井が出店していました。まだ飲んだことのないウィスキーが入手できるのではないかと期待しています。
旧グランベリーモールで最も利用していた本屋のリブロが今回も出店していたのは有難いの一言です。
オアシスプラザ
下から水が噴き出す噴水のようになっています。
正面の階段はイベント開催時に観客席となるという説明を聞いた記憶があります。
私にとってはオアシスプラザに通じるこの階段がグランベリーパークの入り口となります。
パークプラザ
これまで毎日のように外から見ていた場所ですが、内部から見る眺めは格別です。
旧グランベリーモールの象徴だったmont-bellでは今回カヤック試乗のための人工池を設けています。
ラーメン・つけめんの名店「AFURI」が出店していて驚きました。近いうちに入ってみたいと思います。
シアタープラザ
営巣や音楽などの発信拠点となる広場です。
「スゲェ」の一言だった
想像以上に規模が大きく、歩きながら「スゲェ」「スゲェ」とひたすら心の中でつぶやいていました。これだけの規模の商業施設ですから、採算をとるためには相当な数の来場者が必要になるでしょう。
大きなイチゴのようなあの独特の土地の区画は昭和40年代には既に出来上がっていたように思いますが、全て東急の私有地でありながら長らく東工大のグラウンドや住宅展示場として「塩漬け」にされてきました。
2000年4月にグランベリーモールがオープンして注目を集めるようになり、そして今回グランベリーパークとしてさらに大規模な街づくりがおこなわれました。グランベリーパークは郊外の何もなかった場所に東急が人工的につくった街ということになり、ここに17年住んでいる者としてはちゃんと狙い通りの集客ができるのか心配になります。
今回出店した多くの店の経営が成り立つだけの来場者があることをひたすら願います。
熟練職人制作の財布でグランベリーパークに行こう
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