九品仏(くほんぶつ)として知られる浄真寺では直書き御朱印に加えて金の勧進写経検定御朱印を頂けます。三年に一度「お面かぶり」が開催される境内は見どころに満ちています。
是非こちらもご覧ください
直書き御朱印と勧進写経限定御朱印
御朱印所
御朱印は本堂内で直書きを頂けます。
受付時間 9:00~16:00
志納金500円

浄眞寺では現在九品佛像修繕事業のために大勧進を実施中で、その一環として勧進写経をした人には金の御朱印が授与されます。(一口1000円以上)

写経用紙に薄く書かれた「南無阿弥陀仏」を筆ペンでなぞって納めます。
御朱印

今回は勧進写経限定の御朱印を頂きました。釈迦牟尼如来の梵字である「パク」が記されています。
過去に頂いた御朱印


2021年2月7日付で、「九品阿弥陀仏」と「五劫思惟」と2種類の直書き御朱印を頂きました。

2017年(平成29年)3月26日付直書き御朱印です。
九品仏浄真寺の歴史と「お面かぶり」
浄真寺は超高級住宅地の世田谷区奥沢に位置していて、おしゃれな街として知られる自由が丘から徒歩15分くらいの距離にあります。
かつての世田谷は吉良家の領地となっており、この地にも奥沢城が置かれていました。豊臣秀吉の小田原攻めの際吉良家は逃亡して奥沢城も廃城となりましたが、1678年に第四代徳川家綱よりこの地を賜った珂碩(かせき)が浄真寺を開き、1667年に造立された9体の阿弥陀如来坐像を運び込みました。
現在ではその9体の仏像が寺の通称となり、更には寺の周辺の地区指す場合にも用いられています。

境内は約12万㎡の広さがある都内有数の風致地区に指定されていて、周囲とはまったくの別世界となっています。
4年ごとに行われる「お面かぶり」は阿弥陀如来が二十五の菩薩を従えて極楽浄土へ導く様子を再現したもので、当日は本堂と三仏堂の間に架かる橋を菩薩のお面をかぶった人々が渡り歩きます。
アクセス
交通
大井町線九品仏駅徒歩約4分

東急大井町線の「九品仏」駅を降りるとすぐに参道があります。

両側に松が植えられています。
地図
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世田谷の寺社(記事は下に続きます)
境内の見どころ
境内案内図

参道・総門・閻魔堂・仁王門・鐘楼・開山堂・本堂・三仏堂・書院・食堂といった七堂伽藍が完備した寺院で、お堂の配置は江戸時代とほとんど変わっていません。本堂の西側に三棟の仏堂が並んでおり、本堂が現世を表し三棟の仏堂が西方の極楽浄土を意味しています。
総門


扁額には「般舟場」と書かれています。般舟とは 心を集中することによって諸仏を眼前に見ることが出来る境地を意味しており、浄眞寺が念仏道場であることを示しています。
閻魔堂

この日は法要の真っ最中でした。

内部には巨大な閻魔大王像が祀られています。
仁王門

1793年の建立です。

上層部は「紫雲楼」と呼ばれており、阿弥陀如来像と二十五菩薩像が安置されています。戸が開いていれば見ることができます。


下層部には左右に金剛力士像が安置されています。
鐘楼

1708年の建立で、関東でも屈指の名楼とされています。四周に干支が刻まれています。
本堂

1698年上棟の巨大な建物です。

内部には本尊の釈迦牟尼佛像が安置されています。高い場所に置かれているため目線もそれだけ上からのものとなり、全体を俯瞰されているような気になりました。そのせいか長谷寺の観音堂のような雰囲気でした。

浄土を象徴する三仏堂がある西方を向いています。
西方浄土を表す三仏堂

本堂の西側に上品堂(じょうほんどう・中央・耐震工事中)中品堂(ちゅうぼんどう・奥)下品堂(げぼんどう・手前)の三仏堂が一列に並んでおり、西方に位置するという極楽浄土の姿を表しています。

ここには浄眞寺の開基である珂碩が完成させていた9体の阿弥陀如来像が各々三体づつ安置されています。像の高さはどれも約2.8mあり、全身に金箔を貼られた巨大な像が三体並ぶ姿は壮観です。
浄土宗は「南無阿弥陀仏」を唱えるとどんな人でも極楽浄土へ行けると説いており、極楽で出迎えて下さるのが阿弥陀如来です。その際にそれまでの生き方に応じて「上の上(上品上生)」から「下の下(下品下生)」まで9段階にランク分けされ、それぞれのランクに応じたお出迎えを受けます。
「上のランクを目指して生前は念仏を唱え、死後は遺族が法事を行いましょう」というのが教えの趣旨のようであり、そうなると念仏を唱えなければランク外というこになってしまうかもしれません。
中品堂


上品堂

現在は耐震補強工事が進行中です。
下品堂


左側の下品下生佛は現在修繕工事中です。
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