川口の九重神社は御神木を描いたカラフルな御朱印で有名です。災難除けや安産、家内安全のご利益があるといわれていますが、アクセスは容易ではありません。
ご神木を季節ごとのデザインで描いた御朱印で有名
多種多様な種類がある
御朱印は九重神社、三ツ和氷川神社の他に御神木御朱印の3種類があります。御神木御朱印は御神木のスダジイを季節ごとに異なるデザインで描いたもので見開きで描いたもので、通常(深緑)秋(紅葉)冬(銀)安行桜(ピンク)春(桜)新緑(薄緑)梅雨(薄紫)夏(緑)と、季節ごとに色が異なる御朱印が八種類あり、ます。これらが全てそろうと「黄金の御神木御朱印」を頂くことができます。
それ以外にも「奉納御朱印」や「九曜御朱印」など多種多様な御朱印があり、全部そろえようとすると大変なことになるかもしれません。
御朱印所
御朱印所は境内右手にあります。
受付時間10:00~12:00 13:00~16:30
初穂料800円(御神木御朱印の場合。通常御朱印は別のようです)
わざわざ赤字で「ためらわず」「いきおい良く」と書かれていますが、静かな神社の境内でこれを鳴らすのはやはり勇気がいります。
御朱印が出来上がるのを待っている間境内を散策していましたが、その間何回もプハプハという音が聞こえてきました。
※尚、御朱印については「受付可能日」というものがあるようなので、詳しくは神社HPでご確認ください。
御朱印
今回は「春の御神木御朱印」を頂きました。その名にふさわしい美しい御朱印です。
国内最大級宿泊予約サイト
容易ではないアクセス
交通
JR京浜東北線川口駅東口より国際興業バス「峯八幡宮」行 「峯八幡宮」下車徒歩10分
「峯八幡宮」バス停は郊外の住宅地の中にポツンとあるバスロータリーで道案内等一切ありません。そこからさらに10分程度の距離があるので十分に注意してください。神社のHPにバス停からの案内が掲載されています。
地図
国内最大級宿泊予約サイト
九重神社の由緒とご利益
享保年間に密蔵院の法印が村の鎮守として武蔵一宮氷川神社を勧請したことがきっかけで、元来は氷川社と呼ばれていました。明治の神仏分離令により密蔵院から離れ、さらに周辺の八村の神社も合祀したことから、村社が九つ重なった神社ということで九重神社という名になったのです。
災難除けや安産、家内安全のご利益があるといわれています。
九重神社の境内
一の鳥居
隣接した川口でも有数の寺院である密蔵院と比べるとひっそりとしていました。
二の鳥居
九重神社は大宮台地の先端部に位置するということですが、そのことがよくわかります。
縄文時代前期にはこのあたりが東京湾の海岸線だったと言われ、河口があったということで「川口」という地名になったという説があります。
三の鳥居
拝殿
御神木
境内には樹齢500年以上のスダジイの大木が2本あり御神木となっています。
境内の御嶽山
その昔平将門が砦を築いたという言い伝えがあるように、周囲をよく見渡すことができます。
こちらの方角に筑波山が見えるそうですが、今日は見ることができませんでした。
早咲きの安行桜
九重神社に隣接している密蔵院の参道では早咲きの安行桜が見頃となっていました。
安行桜は当地で研究改良されたもので、赤みが強くソメイヨシノよりも1週間から10日早く咲きます。
紅梅もまた見頃の状況でした。
国内最大級宿泊予約サイト
★スマホで御覧の方はPCでも見ていただきますと写真がよく見えます。
左下のボタンでB!ブックマークをお願いします。
◆同じく見開き御朱印を頂いたこちらの記事もご覧ください。
◆カラフルだった川崎大師の風鈴市参拝記念御朱印