人形町の小網神社では3種類の書置き御朱印を頂けます。強運厄除の神様として知られており、お笑い芸人が女優と結婚したことで大人気となっています。境内はコンパクトですが様々な見どころがあります。
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御朱印は3種類で書置き
御朱印所
小網神社の御朱印は拝殿脇の授与所で頂くことができます。
御朱印は小網神社・小網弁財天・福禄寿の3種類で、全て書置き対応です。
受付時間9:00~18;00
初穂料500円
御朱印
「強運厄除」と朱色で大書されたいかにも開運をもたらしてくれそうな御朱印です。
過去に頂いた御朱印
2019年(令和元年)8月19日付で、この時は直書きでした。
強運厄除のご利益で有名な神社
社伝によれば小網神社の創建は1466年で、海上で網にかかった稲穂を持った翁がこの地の庵を訪れたことがきっかけとなっています。
この頃は疫病が流行して人々を悩ませていた時期で、「翁を稲荷大神と崇めれば村の悪疫は消滅する」と庵主の夢の中でお告げがありました。そこで庵主は翁を小網稲荷大明神と称え、神社を創建して祀ると間もなく疫病の流行は鎮まります。
江戸城を築いたことで知られる領主の太田道灌が噂を聞きつけて度々お参りし、土地を寄進して小網山稲荷院万福寿寺と名づけました。さらに江戸時代になるとこのあたり一帯がこれらにちなんで小網町と名付けられます。
明治の神仏分離令により寺院を切り離して小網稲荷神社となり、戦後の宗教法人化により小網神社と改称して現在に至っています。
先の大戦において小網神社の出征奉告祭に参列して御守を受けた氏子の出征兵士が全員生還し、また下町地区に未曾有の災害をもたらした東京大空襲でも社殿を含む境内建物は戦災を免れました。そのため強運厄除の神様として有名になり、南海キャンディーズの山里亮太は女優の蒼井優と結婚する前に何度もお参りしたといいます。
そのため現在はとんでもない人気スポットとなっています。
アクセス
交通
日比谷線人形町駅徒歩約5分
浅草線人形町駅徒歩約7分
半蔵門線水天宮前徒歩約10分
地図
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小網神社の境内
お詣りしたこの日はお祭りでも何でもなかったはずなのですが、こんな状況でした。
鳥居と社殿
現在の社殿は明治神宮建築にも携わった棟梁の指揮により、関東大震災後の1929年に建てられました。東京大空襲も奇跡的に切り抜け、日本橋地区では唯一現存する戦前の神社建築となっています。
総檜造りで重厚な彫刻が施されています。
社殿向拝の左右にある彫刻の龍は強運厄除の「昇り龍」「降り龍」として崇められています。
孝行息子の思いが滝の水を父親に饗する酒に変えたという、古来伝わる話が彫られています。
神楽殿
社殿と同じく1929年に建てられたもので、五角形という大変に珍しい造りです。
小網福禄寿
日本橋七福神めぐりの一つです。
万福舟乗弁財天
東京銭洗い弁天と呼ばれています。
ここで金銭などを清めた後、使わずに「種銭」として財布等に収めておくと財運を授かるそうです。
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