川崎大師として有名な平間寺の御朱印は4種類で躍動感に満ちています。境内は見どころ満載で、参拝して厄除けのご利益をあずかりましょう。
御朱印は4種類で躍動感に満ちた書体
御朱印所
川崎大師の御朱印は大本堂、不動堂、薬師殿、自動車交通安全祈祷殿の4か所で頂けます。
その中で自動車交通安全祈祷殿のみ少し離れた場所にあります。
受付時間
6:00~17:30(大本堂)
9:00~16:00(大本堂以外)
志納金 300円
御朱印は4種類
4ヶ所の御朱印所でそれぞれ書き手は異なりますが、どこも躍動感に満ちた御朱印を頂けます。
大本堂の芸術的書体の御朱印です。コロナ禍でも直書きで頂けるのは愛好者にとってありがたい限りで、風鈴市開催中だったことから「風鈴市参拝記念」の印を押してもらえました。
不動堂の御朱印です。
薬師堂の御朱印です。
自動車安全祈祷殿の御朱印です。
過去に頂いた御朱印
御朱印帳は全て小型サイズ
川崎大師の御朱印帳は全部で7種類あります。全て小型サイズで、紙質は良好です。
価格1000円~1300円
アクセス
交通
京急大師線川崎大師駅徒歩約8分
京浜急行の前身である大師電気鉄道は川崎大師へお参りする人々の輸送を目的で開業しました。
地図
厄除のご利益で有名な寺院
境内の見どころを徹底紹介
川崎大師の創建は1128年です。川崎で漁師をしていた平間兼垂が海中で網にかかった弘法大師像を発見してそれを供養していましたが、旅の途中に訪れた高野山の尊賢上人が兼乗と力をあわせ大師像を祀る平間寺を建立しました。
大山門
開創850年の記念事業として1977年に建立されました。
大本堂
1964年に再建された建物で、毎日厄除けの護摩修行が行われています。また新型コロナウィルス感染症の終息宣言が出されるまで疫病退散、 無病息災を祈願しています。
不動堂
1964年に落慶したもので、成田山新勝寺の本尊の分体を勧請して祀っています。ここではお堂に上がって心行くまでお不動様を拝むことが出来ました。
八角五重塔
1984年に建てられたもので、境内の建物との調和を考慮し、さらに真言の様式にかなうよう華麗にして格調ある「八角」としています。
薬師殿
2008年に建てられました。旧自動車交通安全祈祷殿で、大師河原に新祈祷殿が完成移転したため、薬師殿として落慶しました。
自動車交通安全祈祷殿
2005年に大師河原に新たに新祈祷殿が建てられ、本尊の弘法大師像も遷されました。大本堂とは少し離れた場所にあります。
参拝して厄除けのご利益をあずかろう
江戸時代には徳川11代将軍の徳川家斉が厄除けに川崎大師を参拝したのですが、その前日に住職が亡くなるという突発事態に直面しました。急遽代役を立てて厄除け祈願は無事執り行われましたが、将軍の厄を住職が身代わりになって引き受けたという噂が庶民の間に拡がり、それ以降多くの人々がお参りするようになります。現在でも西新井大師、観福寺と並んで関東厄除三大師の一つとされています。
風鈴市の魅力は涼しげな音
川崎大師の風鈴市は全国の都道府県から900種類、 約3万個の風鈴を集めて毎年7月下旬に開催されているもので、夏の風物詩として関東近郊はもとより全国の人に親しまれています。
新型コロナウィルス感染拡大防止策として2022年は川崎大師境内での風鈴販売は行なわず、期間を7月1日(金)~8月7日(日)に変更して参道の協力店舗に各地の風鈴が登場しています。
猛暑の中で参道のあちこちからは涼しげな音が聞こえてきました。実際に聞いてみてください。
名物のくず餅は「久寿餅」と書く
川崎大師の参道ではくず餅を売っている店が目立ちます。江戸時代に大師河原村に住んでいた九兵衛が蓄えていた小麦粉が濡れてしまったことがきっかけで誕生したもので、手を加えてみたらなんとも風変わりな餅ができあがったといいます。
その後、九兵衛の「久」と長寿の「寿」をとり、「久寿餅」と名付けられました。
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