困ったときこそ酒と神様

ようやくたどり着いた、ストレスフリーで酒やうどんを楽しめる日々。これこそがご利益だったのかもしれません。

〖移転〗鎌倉 川ひろは鎌倉最強のうどん店である

鎌倉 川ひろは鎌倉の裏小町にあるうどん店で、倉敷うどんの有名店で修行した店主が運営しています。ぶっかけうどんと京風だしうどんが看板メニューの店で、鎌倉でも最強ではないかと思います。※川ひろは新杉田に移転したようです

裏小町の奥に新しいうどん店があった

「鎌倉 川ひろ」は鎌倉の小町通りと若宮大路の間にあるうどん店です。

裏小町にできた行列

このあたりは「裏小町」と呼ばれる近年注目のエリアで、入り組んだ路地裏に個性的な飲食店が集中しており、お昼時になるとあちこちに行列が出来ています。

多くの誘導看板

鎌倉の超メインルートである小町通りからは奥まった場所にあるため入口となる角には数多くの店が誘導看板を設置しています。

知らないうどん店の看板

私もこのエリアにある鎌倉美水に行く際はこの看板を目印にしていますが、最近になって知らないうどん店の看板があることに気付きました。

川ひろの外観

この看板を頼りにたどり着いたのが川ひろです。鎌倉は日本を代表する観光地でありながらうどんに関しては不毛の地で、隅から隅まで歩いたにもかかわらずご紹介できるような店は「鎌倉みよし」と「鎌倉美水」の2軒しかありませんでしたが、ようやく3軒目を発見できました。

倉敷うどん系の店らしい

川ひろのメニュー

川ひろがオープンしたのは2020年6月で、鎌倉ぶっかけうどんと京風だしうどんが看板メニューとなっています。

ぶっかけうどんが名物なのは何と言っても讃岐うどんと倉敷うどんで、「鎌倉うどん」などという分野は現時点でうどん界にはありません。こちらの店主は岡山駅の新幹線ホームに出店していることで有名な「倉敷うどん ぶっかけふるいち」で修行を積んだ方のようなので、実質的には倉敷うどん系の店といって良いでしょう。

倉敷うどんといえばウズラの卵がのったぶっかけが定番で、温ぶっかけにはショウガ、冷ぶっかけにはわさびを添えるのが決まりです。

各種こだわりを記した店内の掲示

川ひろではその範囲内で出汁やネギ、天かす等に改良を加え、独自のぶっかけうどんを誕生させました。麺は兵庫県の製麺所に特注したオリジナル麺を使用しています。

ぶっかけ出汁は最後まで飲み干せた

満席の際のお願い

川ひろの店内はカウンター席が4席にテーブル席が4席とはっきり言って狭いため満席となることも多々あるようで、その際はあらかじめ食券を買って店員に渡しておきます。(渡しておかないと後から来た人に抜かされたりするらしい。)そして店の前で待っていれば順番が来たときに呼んでもらえます。

食券の自販機

狭い店内でうどんを茹でており、そのため店内は熱気がこもっていて眼鏡がすぐに曇ってしまい、食券自販機の文字が見えなくなるほどでした。

川ひろの冷たいぶっかけ

まずは定番メニューと言うことで冷たいぶっかけうどんを注文しました。

川ひろのぶっかけうどんの食べ方

まずは見て楽しみます。

よくかきまぜたぶっかけうどん

次いでよくかき混ぜました。そして豪快に、ズルズルいわせて食べます。

麺は細めで決して硬すぎでも柔らかすぎでもなく程よい弾力があり、モチモチした食感で口の中の粘膜に吸い付いてくるような感覚がありました。

出汁は優しい味わいで麺の良さをしっかりと受け止めています。ぶっかけうどんの出汁というものは基本的にしょっぱいものなのですが、川ひろの出汁はしょっぱさよりも甘さの方が強かったと思います。

空になったどんぶり

確かに出汁まで全部飲み干せました。ぶっかけ出汁を飲み干したのはこれが初めてです。

出汁が麺の良さを引き出していた京風だしうどん

日を改めて今度は京風だしうどんを注文してみました。

川ひろスペシャル

川ひろスペシャルです。

川ひろスペシャルととり天

ちくわ天・半熟玉子天に加え、とり天も付いてきます。

ぶっかけと同じ麺を使用しているのかどうかは不明ですが、関西風のうどんらしくフワフワとしており、それでいて最低限の弾力は残されていました。

出汁はどちらかというと地味で目立たない存在で、道頓堀今井や池上製麺所のように「出汁が美味い!」と叫びたくなるようなものではありません。しかしじっくりと味わってみると旨味が豊富に含まれており、麺の良さを邪魔せずに引き出していたように思います。

とり天は衣がサクサクしていて中身はジューシーでした。

「出汁の美味さを味わうために麺がある」というようなうどんはこれまで何度も食べましたが、その逆は初めてです。

鎌倉最強のうどん店

コロナで私が鎌倉から足が遠のいていた時期に出来た店で歴史はまだ浅いと思われますが、麺も出汁も素晴らしく間違いなく鎌倉最強のうどん店でしょう。食べログなんて知ったこっちゃありません。

お昼時にはいつも長蛇の列ができる鎌倉みよしに加え、鎌倉美水も最近は行列店になったようです。それに比べると川ひろの順番待ちはまだ少なく、さらに回転が速く待ち時間は短そうです。

川ひろについて

主なメニュー

川ひろぶっかけ  890円

梅おろしぶっかけ 890円

川ひろスペシャル 970円

カレーうどん   890円

地図

店舗概要

鎌倉 川ひろ

神奈川県鎌倉市小町2-11-4

営業時間 11:00~15:30 17:00~20:00

定休日 水曜日

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