横須賀市の叶神社(かのうじんじゃ)は浦賀湾の東西に鎮座しており、それぞれで直書き御朱印を頂けます。「浦賀の渡し」で結ばれた両神社には多くの見どころがあります。
是非こちらもご覧ください
東西共に直書きの御朱印の魅力
西叶神社の御朱印
御朱印所

西叶神社の御朱印は正面石段向かって左手の社務所で頂けます。

こちらでは直書きの通常御朱印に加え、他に2種類の御朱印を頂けます。
受付時間 8:30~17:00
初穂料 500円~1000円
御朱印

今回は直書きの通常御朱印のみ頂きました。叶神社の御朱印にしては細目の書体でした。
東叶神社の御朱印
御朱印所

東叶神社の御朱印は正面石段向かって右手の社務所で頂けます。

こちらでは直書きの通常御朱印の他、様々なタイプの特別御朱印を頂けます。浦賀城の御城印も扱っています。
受付時間 9:00~17:00
初穂料 500円~1500円
御朱印

今回は直書きの通常御朱印のみ頂きました。叶神社といえば極太の書体が特徴となっています。
過去に頂いた御朱印
共に2019年3月9日付です。
西叶神社

東叶神社

叶神社の由緒
横須賀市では「叶う」という縁起のいい社号の神社が浦賀湾を挟んで二つ向かい合っています。

赤い下線部が西叶神社で、「現在地」とされているのが東叶神社です。
創建のきっかけは平安末期の源平の戦いで、平氏の横暴を憤っていた文覚上人が源氏の再興を願って房総半島の鹿野山に参篭したことに始まります。源氏が勝勢を拡大する中で上人は房総半島の対岸にある浦賀湾の西岸に石清水八幡宮を勧請し、1181年に寺院を創建します。さらに壇ノ浦で平家が滅亡して大願成就が完全に叶ったことから、1186年より叶大明神と呼ばれるようになりました。
1692年に江戸幕府により浦賀は東西の浦賀村に分けられ、そのため分霊祭祀により浦賀港の対岸にも新たに叶神社が設けられて現在に至っています。
最近では西叶神社で勾玉を授かり、東叶神社のお守り袋に入れて身に着けると良縁などのご利益があるといわれています。
アクセス
交通
徒歩の場合は東西とも京急浦賀駅から徒歩約20分です。
西叶神社
京急線浦賀駅から京浜急行バス「京急久里浜駅」「JR久里浜駅」行・「紺屋町」下車・徒歩約1分
東叶神社
京急浦賀駅から鴨居方面行きバス「かもめ団地行」「観音崎行」他(約5分)「新町」バス停下車、徒歩5分
地図
西叶神社
東叶神社
京浜急行沿線で頂く御朱印(記事は下に続きます)
東西の叶神社を結ぶ「浦賀の渡し」
浦賀は街の中心に海が食い込むような地形で、これが古来より東西の交通の妨げとなってきました。
そのため江戸時代からこの地では渡し船が運行されており、現在でも東西の叶神社を行き来する際に大変に重宝します。

御座船風に仕立てられた船はポンポン船の愛称で親しまれています。西叶神社のお参りを終えた時には湾の東側に停泊していました。


西側の渡船場は神社の一之鳥居のすぐそばにあります。

看板の右下のボタンを押すとすぐこちらに向かって来てくれました。

船内では「御船印」も扱っています。

ポンポン船とはいえ水面に近いことから意外に迫力があり、ほんの数分の船旅ですが十分にに楽しめました。

浦賀湾の対岸まで3分です。
西叶神社の境内の見どころ
社号標・一之鳥居

社号標には単に「叶神社」とのみ記されていました。写真を撮っている背後はもう海です。
二之鳥居

拝殿

現在の社殿は1842年に再建されたもので、拝殿の四方には多くの彫刻が施されています。




これらの彫刻は当時名工と謳われた安房国の後藤利兵衛によるものです。
本殿

本殿と幣殿は総檜造で、内部は全て彩色されています。西叶神社の社殿は当時の建築技術と芸術の粋を集めたものでした。
東叶神社の境内の見どころ
社号標・一之鳥居

こちらも社号標は「叶神社」です。

鳥居の後ろはすぐ海です。
参道

拝殿

もともとあったものは関東大震災で倒壊し、現在の建物は1929年に再建されたものです。
奥の院

もともとの本殿で、拝殿から200段以上の石段を上がった場所にあります。小さいながら立派な彫刻のある本殿でしたが火災により焼失してしまい、現在の建物は創建八百年を記念して1981年に再建されたものです。

奥の院がある明神山山頂からは遠く房総半島まで見渡せます。
勝海舟断食跡

勝海舟が咸臨丸船長として日本初の太平洋横断に出発する際、航海の安全を祈願して東叶神社で断食修業を行ったといいます。
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