困ったときこそ酒と神様

日産スタジアムや東京ドームが浅草寺・増上寺なら神宮球場は法隆寺のようなものです。こういう建物は残さなければいけません。

〖ご利益〗亀戸天神社の藤まつりで楽しむ御朱印

「東京一の藤の名所」と呼ばれる亀戸天神社は17世紀中ごろに起源をもつ東国天満宮の宗社で、4月下旬からゴールデンウィークにかけて藤まつりが開催されています。学業成就のご利益で知られており、御朱印は書き手によって随分と印象が変わります。

亀戸天神社の御朱印

御朱印所

社殿向かって右手の授与所

亀戸天神社の御朱印は社殿向かって右手の授与所で扱っています。新型コロナウィルス感染拡大防止のためか、御朱印は全て書置き対応となっていました。(令和3年5月1日現在)

初穂料 500円

御朱印

亀戸天神社の令和3年5月1日付書置き御朱印

コロナ感染拡大防止策として御朱印は全て書置き対応でした。

御朱印と共に頂いた飴

御朱印と共に飴を頂きました。

過去に頂いた御朱印

書き手によって随分と印象が違う亀戸天神社の平成29年5月7日付直書き御朱印

平成29年5月7日付で、こちらは直書きの御朱印です。書き手によって随分と印象が違うものです。

アクセス

交通

総武線亀戸駅徒歩約15分

総武線・半蔵門線錦糸町駅徒歩約15分

地図

亀戸天満宮の由緒と学業成就のご利益

四代将軍家綱の時代、太宰府天満宮の神官で菅原道真の末裔であった菅原大鳥居信祐は道真ゆかりの飛梅の枝で天神像を彫り、天神信仰を広めるための社殿建立を目指して諸国を巡ります。そして1661年にたどり着いた本所亀戸村で元々あった天神の小祠に天神像を祀り、これが亀戸天神社の起源とされています。

当時明暦の大火からの復興を図っていた江戸幕府は本所を復興開発事業の地として定めており、この地を鎮守とすべく将軍家綱より社地を寄進されます。そしてよく1662年に太宰府天満宮に倣って社殿、楼門、回廊、心字池、太鼓橋が造営されました。

江戸時代の浮世絵に描かれた亀戸天神社の太鼓橋

それ以降江戸の名所として五代将軍綱吉や八代将軍吉宗が訪れるほどになり、浮世絵の題材としても広く使用されています。

現在でも亀戸天神社は東国天満宮の宗社として人々の崇敬を集めており、神田神社や根津神社などと並んで東京十社の一つに数えられています。学問の神様である菅原道真を祀る神社であり、学業成就のご利益は有名です。

毎年開催される藤まつり

亀戸天神は古来より藤と梅の名所として知られています。

江戸時代の亀戸は湿地帯で、初代の宮司が水を好む藤を社前に植えたことがきっかけとされています。

現在でも「東京一の藤の名所」と呼ばれており、境内に設けられた15の藤棚では例年4月中旬頃から50株以上もある藤の花が咲き始め、それに合わせて毎年藤まつりが開催されています。

既に刈り取られてしまった藤

祭りが終わる5月5日までが見頃と聞いていたのですが、お参りした5月1日には既に刈り取られてしまっていました。

太宰府天満宮を模した境内

大鳥居

亀戸天神社の大鳥居

蔵前橋通りから一歩入った場所にあります。

太鼓橋

太宰府天満宮の境内に倣い、大鳥居をくぐると心字池があって三つの橋が架けられています。池と橋を人の一生に見立てており、それぞれの橋を渡るたびに心が清められて神前に出るとされています。

男橋

亀戸天神社の男橋

最初の太鼓橋で、これまで生きてきた過去を表しています。

平橋

亀戸天神社の平橋

今が見える現在を表しています。

女橋

亀戸天神社の女橋

希望の未来を表しています。

心字池

亀戸天神社の心字池

神牛

天満宮に欠かせない神牛

天満宮に欠かせない神牛像は昭和36年の鎮座三百年祭りに際して奉納されたものです。

神楽殿

亀戸天満宮の神楽殿

社殿

正面から見た亀戸天神社の社殿

昭和36年の鎮座三百年祭りに際して再建されたもののようです。

亀戸天神社の社殿と背後にそびえるスカイツリー

社殿の背後には東京スカイツリーがそびえており、新旧の建築物が組み合わされることで独特の景観が出来上がっていました。こちらでは自撮りのためのスマホ用スタンドが設けられています。

境内社

弁天社

境内社の弁天社

心字池内で平橋と女橋の間に位置しています。水を守る神で1665年に祀られました。上野不忍池弁天堂に見立てて弁天社と呼ばれています。

御嶽神社

境内社の御嶽神社

社殿の東側に建てられており、菅原道真の学問の師を祀っています。

花園社

境内社の花園社

菅原道真の妻と14人の子供を祀っており、安産や子育ての神とされています。

紅梅殿

境内社の紅梅殿

1662年に太宰府天満宮の御神木である飛梅の実を勧請してきたことを起源としており、この梅の実を祀っています。

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