八戸の蕪嶋神社では書置きの御朱印を頂けます。国指定天然記念物「蕪島ウミネコ繁殖地」のど真ん中にある神社で、ウミネコが乱舞する境内には様々な見どころがあります。
御朱印以外にもいろいろやっています
ウミネコが舞う書置き御朱印
御朱印所

蕪嶋神社の御朱印は社殿向かって左手の授与所で頂けます。こちらでは蕪嶋神社・弁財天・期間限定の3種類の書置き御朱印を頂けます。
受付時間 9:00~17:00
初穂料 500円
御朱印

今回は蕪嶋神社の御朱印のみ頂きました。御朱印にもウミネコが描かれています。

書置きの御朱印を入れた袋には蕪が描かれていました。
蕪嶋神社の由緒

蕪嶋神社は青森県八戸市鮫町にある神社であり、八戸港に面した蕪島の頂上に位置しています。島の名は蕪島ですが社名は蕪嶋です。

現在の蕪島は本土と地続きになっていますが、かつては周囲約800mの島でした。陸から切り離されていて天敵が侵入しにくく、餌となる魚が八戸湾で豊富に獲れたこともあって古くから日本有数のウミネコの繁殖地でした。
蕪嶋神社の創建は1296年とされています。源頼朝に仕えていた犬房丸が罪を犯してこの地に流され、蕪島をみて故郷の江の島を懐かしみます。後に犬房丸の子孫が海中から弁財天の尊像御鏡が浮かび上がってくる場面を目撃し、その鏡を蕪島に祀りました。
1942年に旧日本海軍により埋め立てが実施され、それにより島は本土と地続きになりました。現在では商売繁盛・漁業安全の守り神として地元の人々の信仰を集めています。

2011年の東日本大震災の際は約5.3mの高さまで津波が押し寄せました。


赤線のあたりまで津波が到達したようです。

2015年に発生した火災により社殿が全焼しますが、翌年には再建工事が開始されます。ウミネコの繁殖期は工事を最小限にとどめるなどしたため4年がかりとなり、2020年に完了しました。
アクセス
交通

JR八戸線鮫駅下車徒歩約15分


鮫駅は青森県最東端の有人駅ですが、窓口が開いている時間は限られるようです。

駅前には駅名にあやかってサメの頭のモニュメントが設置されています。

八戸港越しに見えているのは八甲田山で間違いないようです。
地図
青森で頂いた御朱印(記事は下に続きます)
境内のみどころを徹底紹介
蕪嶋神社は本来なら「キュンパス」を利用して3月4日に訪れる予定でした。しかし東京駅に着いたらまさかの東北新幹線運転見合わせであり、既に使用開始しているおトク切符では払い戻しを受ける訳にもいきません。旅を中止せざるを得なくなった上に1万円がパーになりました。
私がキュンパスを利用した旅の記事を投稿すると、必ず「正規料金で旅ができない貧乏人」と書き込んでくる者が出現します。「だったら正規の切符で行ってやる」ということで再度挑戦しました。
社号標・一之鳥居

階段の数は全部で92段です。


頭のすぐ上でウミネコの大群が乱舞しており、空から糞が降ってくる恐れがありました。そのため多くの参拝客が無料貸出のビニール傘を使用しています。(面倒なので私は使わなかった)
二之鳥居


鳥居の下でウミネコ同士の死闘が繰り広げられていました。
拝殿

木造2階建てで欅・檜・青森ヒバ・南部赤松といった青森県産材を多く使用しています。

これまで見たことのない建築様式で、なんという造りなのか全くわかりません。ウミネコの親子が羽ばたいているところをイメージしているのだそうです。

ウミネコの糞が入らないよう賽銭箱にはアクリル板で蓋がされており、板に開けられた細長い穴からお賽銭を入れる仕組みになっていました。
本殿

本殿も2階建てであり、浅間造に似ていました。
七福の岩

眼下にある岩の中に注連縄が巻かれている岩があります。こういった岩が合計で七つあり、これらには七福神がそれぞれ宿ると言われています。
国指定天然記念物「蕪島ウミネコ繁殖地」
ウミネコは毎年2月下旬ころに約3万羽が蕪島に飛来し、4月下旬~7月下旬にかけて産卵や子育てを行って個体数は4万羽くらいにまでなるといいます。そして8月上旬頃に繁殖を終えて蕪島を去ります。

人間の生活圏内に繁殖地があるというのは大変に珍しく、「蕪島ウミネコ繁殖地」として1922年(大正11年)に国指定天然記念物に指定されています。

青森県の特別保護地区でもあります。


蕪島周辺はウミネコの子育てが最優先されており、人間はその邪魔をしないように注意しなければなりません。







蕪島の島内では至る所で驚きの光景が見られました。

通路の脇に巣が設けられている場所もあり、そうなると横を通らない訳にはいきません。そんな場合でも卵を抱いているウミネコは動きません。
遊覧船に海鳥が群がるのとは全く違うド迫力の光景で、新幹線で日帰り旅をするだけの価値は十分にあったと思います。

蕪島にはポケモンがデザインされたマンホール蓋「ポケふた」がありました。うみねこポケモンの「キャモメ」がいわて応援ポケモン「イシツブテ」の上空を舞っています。ポケふたが目当てでここまで来たと思われる人も何人も見かけました。
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