酒とうどんと御朱印の日々

この1年でサンライズ出雲・瀬戸に3回乗りました。こんな素晴らしい列車を廃止させてはいけません。皆さん、乗って残しましょう。

風船を割って出てくるのは水滴?と疑うような不思議な和菓子

〖出雲そば〗「ほしえん」の割子そばは基本に忠実で味と香りがしっかりとしていた

「ほしえん」は出雲市駅近くにあるラーメン屋と蕎麦屋が合体した店です。こちらで提供される出雲そばは毎日店主がお店で完全手打ちしたもので、しっかりと氷水で締めた麺は味と香りがしっかりとした、コシがあるものでした。

蕎麦屋とラーメン屋の看板が並ぶ何とも怪しい店

「ほしえん」は二度目の出雲の旅の際に夕食で利用した店で、宿泊していた東横INN出雲市駅前のすぐ斜め前にありました。サンライズ出雲の終着駅であり出雲大社のお膝元でもある出雲市駅周辺は飲食店のほとんどが居酒屋系であるようで、シンプルに「飯が食いたい」という場合に苦労します。

「ほしえん」の外観

「ほしえん」と「エトアール」の幟

そんな中で発見した店ですが、実際に店の前まで行ってみると手打ち出雲そばの「ほしえん」の他に「エトアール」というラーメン屋の看板と幟も店頭に出されているではないですか。ネット上の情報だけを頼りに訪れた旅行客にとっては怪しさいっぱいの店でしたが、気合で入りました。

高温550度の石窯で焼いたピザを独自の製法で瞬間冷却し、焼き立ての風味をそのまま閉じ込めました。

蕎麦屋とラーメン屋が合体した店だった

ほしえんは1997年7月にオープンした「ラーメン エトアール」と2009年4月にオープンした「手打ち出雲そば ほしえん」が2013年10月2日に合体して誕生した店です。7席あるカウンター席に腰を下ろして見渡すと奥にテーブルが2つ見えます。しかし調べてみるとテーブル席が28席ということなので、死角となっているスペースがかなりあったようです。

「ほしえん」は「星縁」で、フランス語で星を意味するエトアールと出雲大社の御利益である「縁結び」の縁から採っています。地元産の蕎麦の実を外殻ごと石臼で挽いた「挽きぐるみ」のそば粉を使い、毎日店主がお店で完全手打ちしたそばを提供しています。

日本三大そばの一つである出雲そば

出雲そばは盛岡のわんこそば、長野の戸隠そばと並んで日本三大そばの一つに数えられるほどの存在です。

この地方では古来より寒さに強く痩せ地でも栽培できる蕎麦の栽培が盛んであり、そこに徳川家光に国替えを命じられた信濃国松本藩の殿様がそば職人を引き連れてやってきたことでこの地に蕎麦食が定着しました。蕎麦の実を殻ごと挽いた粉を使用していることから色が濃く香りも強く、「割子そば」「釜揚げそば」といった独特の食べ方が広まっています。

茹でた麺を窯からそば湯ごと器によそった「釜揚げ」はうどんでは定番の食べ方ですが、そばでは出雲以外ではみたことがありません。旧暦10月の神有月のお祭りの際に神社の周囲に蕎麦の屋台が並び、茹で上げた麺を洗って冷水で占めることが難しかったことからこういった食べ方が誕生したといいます。

大量生産の冷凍ピザとは違い、職人が1枚1枚「手延ばし・手焼き」で仕上げており、外はカリカリ中はモチモチ。

基本に忠実な、味と香りのしっかりした蕎麦だった

「ほしえん」の割子そば

私自身は冷水で締めていないそばはどうしても食べる気にならず、出雲ではいつも割子そばを食べており、今回も注文しました。待っていると氷がガチャガチャとぶつかり合う音が聞こえてきたので、恐らく茹でた麺を氷水で締めているのでしょう。

薬味を乗せてつゆを注いだ割子そば

薬味であるネギと海苔、もみじおろしを乗せ、一番上の段にそばつゆをかけます。そして1段食べ終わったら、余ったつゆを次の段に注いで食べ続けます。

蕎麦はしっかりとした味と香りが感じられ、きちんと氷水で締めているのでコシもあります。もみじおろしは蕎麦の味を引き出していますが、かなり辛いので付けすぎは禁物でしょう。

2段追加注文した割子そば

割子そばは博多ラーメンの替え玉のように1段2段と追加することが可能で、今回は2段注文しました。(その際に薬味も追加されてきました。)

蕎麦湯

出雲そばの場合、余ったつけ汁を蕎麦湯で割るのではなく、最後まで残ったつゆをそば湯の茶碗に注いで飲みます。

余ったつゆを入れた蕎麦湯

つゆをどろりとした蕎麦湯に加わえることにより、出汁の味と香りがより味わいやすくなったように感じました。

決して派手さはありませんが、やることをしっかりとやる基本に忠実な店だったと好感を持ちました。茹でた蕎麦を冷水で締めるのは基本中の基本ですが、それすらちゃんとしていないだろうという店は意外なほど多いのです。

石臼挽き 手打ち 出雲そば ほしえん

営業時間

18;00~25:30

定休日 日曜 第一月曜日

高温550度の石窯で焼いたピザを独自の製法で瞬間冷却。職人が1枚1枚「手延ばし・手焼き」で仕上げており、外はカリカリ中はモチモチ。

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◆出雲市駅周辺の名店

www.goshuinbukuro.com

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