秋田の日吉八幡神社(ひえはちまんじんじゃ)では直書きの御朱印を頂けます。神仏混交の痕跡を色濃く残す神社で、鳥居と三重塔が併存する境内には数多くの見どころがあります。
是非こちらもご覧ください
御朱印は直書き
御朱印所

日吉八幡神社の御朱印は社務所で扱っています。こちらでは直書きの御朱印を頂けます。
初穂料 500円
御朱印

直書きで丁寧に記した御朱印を頂きました。神仏習合の名残を残す神社らしく、朱印にも社殿と三重塔が描かれています。
日吉八幡神社の由緒
社伝によれば日吉八幡神社の創建は平安時代後期とされています。前九年の役で源義家に滅ぼされた安倍頼時の子である宗任が比叡山で修験者となり、日吉大社と岩清水八幡を勧請して修験寺日吉山延命寺無量寺院を建立したのに始まると伝えられています。
その後に紆余曲折を経て神社となりますが現在でも神仏混交の痕跡を色濃く残しており、鳥居や随神門と三重塔が同一敷地内に併存しています。
当初は現在よりも北に位置していましたが鎌倉時代から江戸時代にかけて各地を転々とし、1662年より現在の場所に鎮座しています。1769年の大火で焼失しますが1778年に再建されました。
秋田藩主である佐竹氏から手厚く保護され、地域の町割りに際して外町の鎮守とされます。それにより日吉八幡神社は「八橋の山王さん」として主に町人たちからの信仰を集めました。
境内は秋田を代表する桜の名所なのだそうです。
アクセス
交通

秋田駅東口から秋田中央交通バス「八橋球場前」バス停下車徒歩約10分。
Wikipediaでは最寄りは「球技場前」バス停となっていますが、運行本数が2時間に1本程度しかないようです。
神社は八橋運動公園に隣接しており、今話題のJリーグ「ブラウブリッツ秋田」の本拠地「ソユースタジアム」の奥にあります。

秋田はJR東日本の乗り放題切符「キュンパス」で訪れるのに最も適した場所です。新幹線やら特急やらこれだけ乗りまくっても2日間で18000円(1日限定なら1万円)なのですから、利用しない手はありません。(この時期はやぶさ1号のチケット入手は至難の業ですが、こまち1号はそこまでではなかった。)
地図
キュンパスでお参りした寺社(記事は下に続きます)
境内の見どころ
八橋球場前バス停からソユースタジアムの横を通るルートの場合、境内には裏口(大山祇神社の脇)から入ります。表から入るルートもあるのでしょうが、旅行客ではそこまでわかりません。
境内は北から見ると隋神門・三重塔のように仏式の建物配置になっています。東側からだと一の鳥居・二の鳥居を経て拝殿に向かう神式の建物配置です。
とんでもない掘り出し物を見つけたような気分になる神社でした。
随神門

もともとは境内南側にあった寿量院(廃寺)の山門だったもので、廃藩置県後に豪商沼田八右衛門が随神門として移築寄進したものです。
三重塔

1707年に造営されたもので、1853年と1973年に修復されています。

上層に行くほど屋根だけでなく本体も細くなっており、安定感のある三角形の形状となっています。

扁額に「住吉大明神」と記されています。後で知ったのですが、他の三方向にはそれぞれ別の扁額が掲げられています。(鹿嶋・加茂・春日)
二の鳥居

随神門・三重塔と進み、右に折れた場所にあります。拝殿~二の鳥居の延長線上には一の鳥居があるのですが、雪深かったのでついつい省略してしまいました。
鳥居と拝殿の間に1789年に奉納された神橋があります。
拝殿・本殿

拝殿は1778年・本殿は1797年の建立で、両者を浮橋でつないでいます。

「こんな場所にこんな建物!」と驚いてしまうくらい巨大でした。

注連縄の上に掲げられた額(黒矢印)には六歌仙の姿が描かれています。

花やら動物やら、これでもかというくらいに彫刻が施されています。
拝殿の内部には奉納された様々な額が掲げられていました。



左が「宮中(1860年)」、中央が「源平合戦(1783年)、右は不明です。(屋島の戦いの那須与一に見える。)

神輿も納められています。
神輿庫

社殿に見えますが、江戸期の神輿を納める「神輿庫」なのだそうです。
大山祇神社

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