今回は横浜の「麺場 浜虎」をご紹介します。私にとって麺類不毛の地である横浜駅周辺で唯一昔から通っている店で、仕事の関係で今でも定期的に訪れています。中華料理の技法を取り入れたスープと製麺工場のラインで使用するような製麺機で打たれた麺はバランスよく絡み合っており、くどさのないスムーズな味わいとなっていました。
麺類不毛の地の救世主
私は今年の2月より仕事の都合で毎月最低1回は横浜駅西口の神奈川区鶴屋町を訪れており、その際に必ず浜虎の前を通ります。
不動産業界でかつて過ごした19年間の約半分は神奈川を拠点としており、神奈川区のビルにあった横浜支店に通勤していた時期も長く、私はこれまで横浜駅を相当な頻度で利用してきましたが、周辺で訪れる唯一のラーメン屋がこの浜虎です。(横浜駅周辺の有名店といえば何と言っても吉村屋ですが、こちらは私の活動エリアの真逆に位置していたためよほどのことがないと行きませんでした。)
私は渋谷や新宿といった駅周辺には大概お気に入りの店がいくつもあるのですが、6路線が乗り入れる巨大ターミナル駅でありながら横浜駅は今も昔も私にとってラーメン屋不毛の地のようです。
これはうどんにおいても同様であり、そのため毎月月末に横浜を訪れる際、私が立ち寄るのは浜虎か星のうどん、東神奈川駅構内の日栄軒のどれかになります。浜虎は私にとって麺麺類不毛の地の救世主のような存在なのです。
行列が凄すぎて閉店した事で有名なつけめん屋「六厘舎」の通信販売
横浜トラディショナルから「浜虎」
浜虎がオープンしたのは平成14年です。ハマトラファッションではなくハマトラフードを目指し、ラーメンを横浜の伝統食にしたいということで横浜トラディショナルから「浜虎」という店名にしたといいます。
店主はラーメンのルーツである中国の技法を取り入れることにこだわり、ラーメン店での修業を積んだ後に日本屈指の広東料理の名店に入って試行錯誤を繰り返し、家系とは全く異なる個性的なラーメンを作り出しました。
横浜駅から徒歩5分という立地ですが、オフィス街とも飲食店街とも言えないややいかがわしさの残る一角に位置しています。(グーグルマップを思い切り拡大すると登場する「JAPANクラブ富士」はソ〇プランドです)何となくでは決してたどり着けないような場所で、これは「本当に食べたい人だけに来てもらえる店」を目指してあえて裏通りに開店したということのようです。
今なお東京駅で行列を作り続けている「六厘舎」の通信販売
くどさのないスムーズな味わいだった
最もスタンダードな醤そばです。スープはほんのりと魚介系の味わいですが、魚介系特有のざらざらした部分をすべて取り去り、くどさのないスムーズな味わいとなっています。
麺は太ちぢれ麺で、通常の自家製麺の店舗に有る簡易型の製麺機ではなく製麺工場のラインに使用する大型機械により製麺されており、粉・水・かん水が最適の状態で混ざり合うよう一年を通じて温度管理がなされています。ほどよい弾力とモチモチ感があり、上品で癖になる味わいのスープとマッチしていたと思います。
ネット上では鶏白湯スープが人気だった
これまで定番の醤そばばかり食べてきましたが、ネット上の記事を見てみるともう一つの柱である鳥白湯スープの記事ばかりとなっていました。次回に横浜駅を訪れる際にはこちらも味わってみようと思っています。
麺場 浜虎
営業時間8;00~1:00
定休日 無休
東京にしかないつけめん屋「六厘舎」の公式通販サイト
★スマホでご覧の方はPCでも見ていただきますと写真がよくわかります。
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◆相鉄線横浜駅構内の立ち食いうどん屋である星のうどん
◆東神奈川駅ホーム上の立ち食いそば屋である日栄軒
www.goshuinbukuro.com
◆味噌ラーメンの名店が出店した
◆ご当地麺のサンマー麺