「がもう」はインターネットや雑誌等、様々な媒体で紹介されている店で、恐らく最も知名度の高い讃岐うどん店ではないかと思います。ナビがあっても道に迷うような立地で、しかも外で食べるしかないという店です。しかしこちらでは「オーソドックス」を極限まで突き詰めた正統派讃岐うどんを食べることができました。
超有名店だがナビでも迷った
坂出市の「がもう」は私が見た限りでは最もマスコミやインターネットで取り上げられているうどん店であるように思います。食べログの全国うどんランキングでは何と4.02で堂々の1位(2021年10月1日更新)でYouTubeでも数多くの動画が投稿されています。サンライズ瀬戸や出雲に乗るにあたって参考にした鉄道ユーチューバーが珍しく讃岐うどんを紹介していましたが、最初に訪れた店はやはりがもうでした。
そんな超人気店のがもうは坂出市の郊外で、四国では超幹線道路である国道11号バイパスから少しだけ奥まった場所にあります。田園風景の中に戸建て住戸が密集して建ち、その一角に紛れ込んでいるという印象です。
ナビを利用すればこれまでどんな辺鄙な場所でもストレートに店にたどり着くことができましたが、今回初めて迷いました。国道11号バイパスから左折の指示が出るにもかかわらず、どうもそれっぽい道が見つかりません。仕方なくやり過ごして再度ルート検索するとまたしても同じ角に戻ってきて左折の指示が出ます。
コンクリートに書かれたこの文字に気付かなければギブアップしたかもしれません。その先の細い道を進むと民家風の建物の前に人が群がっている場所があり、ようやくたどり着くことができました。
超人気店だけに駐車場は広々としています。
駐車場の一角にお土産用のうどん売り場がありました。
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店の外で食べる讃岐うどん
がもうは1993年に初版が発行された讃岐うどんの伝説的ガイドブック「恐るべきさぬきうどん」第1巻で紹介されており、店を最初に発見した編集者が「ここはすごいで。みんな店の表で食べるんぞ。ダシはイデ(注:用水路みたいなもの)に捨てる。雨降ったらカサさしてうどん食うんじゃ。」と他のメンバーに興奮気味に話しています。
店の中に8席しかないため、ほとんどの人は外で食べるしかないのです。
ユースケ・サンタマリアと小西真奈美が映画の中で田園風景を眺めながらうどんを食べた三嶋製麺所も、現在は製麺所の一角にテーブルと椅子が置かれています。
谷川米穀店はそもそも空いている座席の数しか客を店に入れません。
あのなかむらも現在は屋根の下でうどんを食べることができます。
今回初めて屋外でうどんを食べました。さすがに現在ではだしを用水路に捨てるということはなく、横に置いてある2つのバケツに割りばしと残っただしを入れ、どんぶりだけ店内に戻します。
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「オーソドックス」を極限まで突き詰めた正統派讃岐うどん
看板と人混みが無ければただの平屋住宅ですが、これが超人気店のがもうです。入ってすぐの場所でうどんを注文し、麺を受け取り、横に進んで天ぷら等を取り、さらに奥に進んで自分でだしを注ぎます。そのさらに奥に席があるのですが、ほぼ埋まっているのが通常のようで、人込みをかき分けて同じ口から外に出ます。
コロナがピークだった時期で、マスク飲食が徹底されていました。
温かいうどん(小)に油揚げだけ取りました。よく煮込まれた油揚げのバカでかさに驚かされます。
モッチリとした太麺と太麺とイリコが効いただしの組み合わせは正統派の讃岐うどんそのもので、オーソドックスを極限まで突き詰めたような味わいでした。
がもううどん
香川県坂出市加茂町420-1
営業時間
8:30~14:00頃
8:30~13:00頃
(共に麺が無くなり次第終了)
定休日 日・月曜
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