二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)では大変に男性的で力強い書体の御朱印を頂けます。最寄駅からのアクセスは伊勢市の景観計画で重点地区に指定されています。縁結びと交通安全のご利益があるとされています。
御朱印は男性的で力強い
御朱印所
御朱印は社殿右横の授与所で頂けます。
初穂料300円
御朱印
男性的で力強い書体の御朱印です。
本格定番おせち一人前
二見興玉神社の由緒
海中に沈む興玉神石を拝む神社
二見興玉神社は夫婦岩の沖合700mの海中に沈む興玉神石(おきたましんせき)を拝む神社です。興玉神石は東西216m×南北108mの霊石で、「みちひらき」の神である猿田彦大神の化身とも猿田彦大神が立たれた場所ともいわれています。
この興玉神石を拝むための鳥居の役割を果たしているのが夫婦岩です。
注連縄を張ったのは倭姫命
伊勢神宮の創建者であり倭姫宮の御祭神でもある倭姫命がここに船を停めて注連縄を張って遥拝所を設けたといわれています。その際あまりの風景の美しさの二度振り向いたという言い伝えから「二見」という地名ができました。
その後天平年間に行基により境内に興玉社が創建されました。
地震で海底に沈んだ興玉神石
宝暦年間に発生した地震のため興玉神石は海底に沈みましたが、1960年のチリ地震津波の引き波の際に一時的に姿を現しました。
行基の創建した興玉社は明治43年に三宮神社と合祀して現在の社名である二見興玉神社となりました。昭和20年に栄野神社を合祀して現在にいたっています。
アクセス
伊勢市の景観計画で重点地区に指定されている参道
伊勢市の景観計画において重点地区というのは2か所ありますが、一つは「内宮おはらい町地区」で、もう一カ所がこちらの「二見町茶屋地区」となっています。二見浦・夫婦岩表参道を中心に木造旅館や店舗等が見られる歴史的まちなみを形成していることから、これらの景観の保全・継承に努めるために重点地区に指定されているのです。
つまり二見興玉神社の参道は伊勢神宮内宮周辺と同レベルで評価されている貴重な場所なのです。
二見浦駅の駅前通りを渡ると参道のスタートです。
歴史のありそうな旅館が並んでいます。
両側の松並木が印象的です。
重要文化財の寶日館です。皇族や各界の要人が多数宿泊した施設です。
二見浦は伊勢志摩国立公園に属し、国の名勝に指定されています。
二見興玉神社までたどり着きました。
交通
JR参宮線二見浦駅徒歩約15分
JR・近鉄「伊勢市駅」・近鉄「宇治山田駅」から「鳥羽」行きバス「夫婦岩東口」下車徒歩5分
地図
大人二人で過ごすお正月に二人前本格おせち
二見興玉神社の境内
大鳥居
天の岩屋
もともと三宮神社が祀られていた場所ですが、天照大御神が隠れた岩戸ともいわれています。
社殿
二見浦は古来からお伊勢参りの際して事前にみそぎを行う場所でした。現在はそれに代わって二見興玉神社で霊草無垢塩草での祓い清めを受けることができます。
「日の神」及び「皇居」遥拝所
夏至の前後約4か月は夫婦岩の間から御来光が拝めます。
境内のパワースポットとご利益
カエルだらけの境内
手水舎の満願蛙に水をかけると願いか叶うといわれます。
猿田彦大神の使徒が蛙で、縁結びや交通安全のご利益があるといわれています。御利益のあった者がお礼に蛙の像を献納するため境内は蛙だらけになっています。
夫婦岩
男岩は高さ9m、女岩は高さ4mあります。夫婦岩を結ぶ大注連縄は1本の長さ35mで男岩に16m、女岩に10m張られており、その間は9mあります。
夫婦岩周辺では様々な岩々が海面上に現れています。
その中でも烏帽子岩は神威のせいか近年蛙に似てきたため「蛙岩」(親子蛙)とも呼ばれています。(蛙と言うより亀じゃないかと思うのですが・・・)
一人前から六人前まで幅広く対応します
★スマホでご覧の方はPCでも見て頂きますと写真がよくわかります。
左下のボタンでB!ブックマークをお願いします。
◆伊勢神宮もお参りしよう
◆伊勢神宮とセットでお参りしやすい猿田彦神社