新倉富士浅間神社(あらくらふじせんげんじんじゃ)では5種類の御朱印を頂けます。「富士山眺望日本一」とされており、有名な写真の風景を見るためには398段の階段を上がらなければなりません。
御朱印は5種類ある
御朱印所
御朱印は社殿左手の社務所でいただけます。
こちらでは通常御朱印、月替わり御朱印、荒浜神社の他、見開き御朱印と切り絵御朱印の計5種類の御朱印を頂けます。
初穂料 300円~1200円
御朱印帳
新倉富士浅間神社では鳥居と忠霊塔、富士山を描いた4種類の色違いの御朱印帳を頂けます。
価格 2000円
御朱印
今回は月替わり御朱印のみ頂きました。神無月限定の御朱印で直書きで頂きました。
過去に頂いた御朱印
平成29年11月25日付で、この頃は「富士山眺望日本一」と書かれていました。
新倉富士浅間神社の由緒とご利益
新倉富士浅間神社は705年に甲斐国八代郡荒倉郷の氏神として創建されました。
807年には富士山の大噴火があり、その際に平城天皇より勅使が送られ、国土安泰富士山鎮火祭を執り行われています。
この時、平城天皇より三国第一山の称号と天皇の御親筆である勅額・破魔宝面・金幣が奉納されました。
戦国時代には武田信玄の父・信虎が北条氏との戦にあたり、境内地である新倉山に陣をとり、新倉富士浅間神社で戦勝を祈願し勝利したことにより、刀を奉納されています。
木花咲耶姫を御祭神としており、厄除け・家庭円満・安産のご利益があるといわれています。
境内は外国人観光客であふれている
新倉富士浅間神社は「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」の表紙になったことがあり、また「世界中のカメラマンが死ぬ前に訪れなければならない21の場所」の9位にランクインしたこともあります。(この他に日本からランクインしたのは18位の京都のみ。)神社から見た富士山が「日本の象徴」として海外の教科書に掲載されたこともあるそうです。
そのため境内は欧米系・東アジア系・東南アジア系を問わず多くの外国人観光客であふれています。外国からの観光客ですので土日も平日も関係ありません。そのため「自分は今どこの国にいるのだろう?」という気分になります。
境内には富士吉田市の観光案内所が出張してきていました。
またJR・富士急行直通特急の富士回遊号も平日・土日問わず席が全然取れなくなっています。
アクセス
交通
鉄道の場合
富士急行下吉田駅徒歩約5分
何やら由緒ありそうな駅舎です。電車が到着するたびに大量の外国人観光客があふれるように出てきます。
高速バスの場合
中央道下吉田バス停下車徒歩約10分
バス停から神社まで案内看板が出ており、迷うことはありません。
地図
新倉富士浅間神社の境内
案内図
新倉富士浅間神社は新倉山浅間公園内に位置しており、有名な富士山と桜と五重塔が重なった眺望は上部の展望デッキからのものになります。
参道入り口
参道
大鳥居
平城天皇より贈られた三国第一山の称号が掲げられています。
拝殿
現在では災除け・家庭円満・安産・子育ての神として地域の人々をはじめとする多くの人々から信仰を集めています。
本殿
御祭神を祀っている拝殿裏側の本殿です。
神楽殿
子育て神木
「富士山眺望日本一」の写真
「富士山眺望日本一」として有名な写真に登場する五重塔は山の頂上付近にあるため、とんでもない階段を上がらなければなりません。
咲くや姫階段
なんと398段あります。地獄の階段昇りとなった秩父御嶽神社が368段ですからそれ以上です。
秩父御嶽神社の時のように両足が悲鳴をあげるということはありませんでしたが、一気に上ると途中で息切れしました。
忠霊塔
写真に登場する五重塔である忠霊塔は咲くや姫階段を上りきったところにあります。明治以降の戦役(日清、日露、第一次、第二次世界大戦)における市内出身の戦没者を祀っています。
展望デッキからの眺望
忠霊塔の上部に富士を眺めるための展望デッキが設けられています。
ほぼ全員が外国人観光客で、平日であったのに大変な混雑でした。
「富士山眺望日本一」といわれる展望デッキからの眺望です。残念ながら山頂付近に雲がかかってしまいました。
前回お参りした際の映像です。
境内社
荒浜神社
塩釜神社
愛宕神社
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