困ったときこそ酒と神様

ようやくたどり着いた、ストレスフリーで酒やうどんを楽しめる日々。これこそがご利益だったのかもしれません。

〖コスパ〗エンシェントクランはスコッチの本格的味わいを楽しめる「安ウィスキー」

今回はスコッチウィスキーのエンシェントクランをご紹介します。税込みでかろうじて1000円を超える「安ウィスキー」ですが、安いながらも本格的スコッチの味を楽しむことができるコストパフォーマンスに優れた酒です。

コストパフォーマンスに優れた「安ウィスキー」

エンシェントクランは税込みでかろうじて1000円台となる堂々たる「安ウィスキー」で、近所の酒売り場にもよく並んでいたことから私にとってはなじみの深い酒です。いつの間にか見なくなってしまいましたが、最近になってとある店で久しぶりに発見しました。

エンシャントクランのボトル

ティーチャーズと同様に安いながらもスコッチの本格的な味わいを楽しむことができるウィスキーで、若干のクセがありますが慣れてしまえばこれほどコストパフォーマンスに優れた酒はそうそうありません。

ツナ缶×高級の意外性から50代以上の皆様を中心にお中元・お歳暮に好評

自然環境に恵まれたスコットランド最大の蒸留所で製造

「エンシェントクラン」とはゲール語で「古くからの氏族・家族」を意味します。熟成5年以上の24種のモルトとグレーンを使っており、ハイランド地方の主要都市であるインバネスから25kmほど南に位置するトマーティン蒸留所の原酒をキーモルトとしています。

トマーティン蒸留所の周辺では良質のピートが産出し、モナリアス山系の様々な地質の土壌を伏流した「オルタ・ナ・フリス(自由の小川)」と呼ばれる小川の水を仕込み水に使用できるなどウィスキーづくりに最適な自然環境に恵まれています。

創業は1897年で最盛期の1970年代当時には23基の蒸留器を擁しており、現在でも12基の蒸留器を持つスコットランド最大級のモルト・ウイスキー蒸留所として知られています。

1980年代のウィスキー不況の際に破産し、日本の宝酒造が買収したことで有名になりました。(現在では特に関係はないらしい)

缶詰は保存性も高く、デザイン性からお祝いとしても人気があります

ストレート

エンシャントクランのストレート

スコッチウィスキー特有のしっかりとしたスモーキーさととろりとした舌触り、ほんのりとした甘さが印象的です。濃厚で重量感のある味わいですが、色は薄く、貯蔵・熟成はそれほど長くないのかもしれません。クセが強いです。

ロック

エンシャントクランのロック

氷を入れることによりウィスキーの様々な成分が花開いたようであり、ステアしているとよい香りが漂ってきました。何やら洋菓子を思わせるような甘さです。

水割り

次いで水で割ります。

エンシャントクランと箱根の森の天然水

合わせる水は箱根の森の天然水です。

トワイスアップ(1対1で氷を入れない)

エンシャントクランのトワイスアップ

水で割ることによりサラサラした柔らかな味わいとなりました。柔らかなスモーキーさの裏にサラリとした甘さを感じます。

ハーフロック(1対1で氷を入れる)

エンシャントクランのハイボール

スモーキーさが消えて柔らかな甘さだけが残りました。ストレートの時とは全く違う口当たりの良い飲み物となりましたが、これはこれでなかなかいけます。

ハイボール

上戸彩さんのCMで有名なソーダストリームを使用して作った完全に私好みの炭酸水を使用します。

エンシャントクランのハイボール

甘み・酸味・スモーキーさが凝縮した強めの味です。ステンレスダンブラーというのは初めてでしたが、熱伝導率が低く保温性に優れていて冷たいものを冷たいままで保つことが可能であり、より冷たくシャープな味わいのハイボールが楽しめました。

〖必見〗「ソーダストリーム」で完全に自分好みの炭酸水をつくってみた - 酒とうどんと御朱印の日々

スコッチの本格的味わいを楽しめる「安ウィスキー」

エンシャントクランは税込みでかろうじて1000円台となる堂々たる「安ウィスキー」ですが、安いながらも本格的スコッチの味を楽しむことができるコストパフォーマンスに優れた酒でした。ウィスキーの世界は奥深いものです。

まずはご自身でそのままお召し上がりください。ウィスキーにぴったり!

★未成年の飲酒は法律で禁止されています。飲過ぎには十分に注意しましょう

「参考になった」と思われたらはてブの所をポチッとして頂きますと幸いです

◆安ウィスキーランキングをまとめてみた

www.goshuinbukuro.com

◆スコッチらしい味わいを楽しむことができるウィスキー

www.goshuinbukuro.com

www.goshuinbukuro.com