困ったときこそ酒と神様

ようやくたどり着いた、ストレスフリーで酒やうどんを楽しめる日々。これこそがご利益だったのかもしれません。

〖評価〗エンシェントエイジは滑らかでフルーティーな味わいだった

エンシェントエイジは「全米で最も古く長い歴史を持つ蒸留所」で製造されたバーボンで、荒々しさよりも滑らかでフルーティーな甘さが印象的な酒です。「古き時代」を意味するエンシャントエイジですが、歴史が比較的浅い国であるアメリカでは「開拓時代」を意味しています。

3年連続でDistillery of the Yearに選出された蒸留所

エンシェントエイジはアメリカのケンタッキー州リーズタウンに位置するバッファロートレース蒸留所で製造されているバーボンウィスキーです。

前身となる蒸留所が設立されたのが1857年で、アメリカで最初に蒸気熱を使用し蒸留を行った近代的蒸留所だったといいます。それ以来現在に至るまで160年近くウィスキーの製造を続けており、あの禁酒法時代においてさえ薬用酒として連邦や州政府からウィスキーの製造が認められていました。そのため現在操業している蒸留所としては全米で最も古く長い歴史を持つ蒸留所と言えます。

世界的に著名なウィスキー業界誌ウイスキーマガジンでは2005~2007の3年連続でDistillery of the Year (世界で最も優れた蒸留所)にも選出されています。

「古き時代」ではなく「開拓時代」を意味している

設立されて以降、蒸留所は買収が繰り返されて様々なオーナーの間を転々とすることになり、そのたび毎に名前が変わるという時期が続きます。そして1929年にバーボン最大手のシュンレー社が蒸留所を買収し、蒸留設備を整備拡大して1946年に誕生させたのがエンシェントエイジです。

エンシェントエイジのボトル

「古き時代」を意味するエンシェントエイジですが、歴史が比較的浅い国であるアメリカでは「開拓時代」を意味しています。これにより蒸留所はケンタッキー州で最も勢いのある蒸留所となったことから、1969年にはエンシェントエイジ蒸留所と改名しました。

さらに1999年に現在の名称に変更することになりますが、ちょうどこの辺りが「水牛がケンタッキー川を渡った場所」ということで「バッファロートレース」と呼ばれており、歴史ある地名として現在まで残っていることから名付けられました。

ストレート

エンシェントエイジのストレート

綺麗な琥珀色でグラスに注ぐと甘い香りが漂ってきます。味は濃厚であることに加えて重厚であり、その中に果実を思わせる甘さを感じました。

ロック

エンシェントエイジのロック

氷を入れることにより滑らかさが増し、フルーティーな味わいがわかりやすくなってきました。するすると飲めます。

水割り

次いで水で割ります。

エンシェントエイジとはまっ子どうし

合わせる水は横浜市の水源のひとつである道志川の清流水を詰めた横浜市オフィシャルウォーター「はまっ子どうし The Water」です。

トワイスアップ(1対1で氷を入れない水割り)

エンシェントエイジのトワイスアップ

水を加えることで味も柔らかくなりましたが決して薄まったという印象はなく、濃厚さは崩れていません。それでもストレートの時と比べて随分と甘さがわかりやすくなりました。

ハーフロック(1対1で氷を入れる水割り)

エンシェントエイジのハーフロック

口当たりがサラサラとしたものとなり、微かに苦みを感じられるようになりました。

ハイボール

某元グルメタレントのCMで有名なソーダストリームを使用してつくった私好みの炭酸水を使用します。

エンシェントエイジのハイボール

炭酸が加わることにより口当たりがシャキシャキしたものとなり、まるでファンタのような味わいとなりました。

とことん滑らかでフルーティーだった

バーボンと言えば荒々しい酒であるイメージがありますが、エンシェントエイジはとことん滑らかでフルーティーだったと思います。様々な飲み方を試してみて、トワイスアップが最も良かったようです。

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