小豆島八十八ヶ所霊場の第58番札所の西光寺では住職の人柄がにじみ出たような御朱印を頂けます。「迷路のまち」と呼ばれる地域の中央に位置してアクセスが大変です。本堂の地下には「戒壇めぐり」あり有名です。
西光寺の御朱印
御朱印所
西光寺の御朱印は本堂内でいただけます。小豆島霊場は小さな寺院が多く、ある程度以上の規模の寺院が周辺札所の御朱印をまとめて扱うという事例がほとんどのようで、西光寺以外に59番・60番・61番・62番・63番・64番の各札所の御朱印もこちらで扱っています。
志納金300円
御朱印
住職の誠実さが書体ににじみ出ているようです。
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西光寺の由緒
寺伝によれば西光寺は弘法大師が1200年前に開創した霊場の一つで、中興の祖である龍弘上人が1579年に開山した寺院とされています。小豆島八十八ヶ所霊場の第58番札所であることから多くの遍路で賑わっており、特に毎年4月21日、12月21日の両日に開催される大師市は百年以上続く伝統行事として島の風物詩となっています。
こぢんまりとした寺院が多い小豆島の中で仁王門や本堂を構えた堂々たる寺院で、鮮やかな朱色の三重塔は島内でもかなり目立つ建築物です。それほど広くない駐車場は明らかに地元民の者と思われる車で占められており、島民にとっては大切な寺院と思われます。
アクセス
「迷路のまち」の中心にある
西光寺は小豆島の玄関口である土庄港の近隣に位置しており、三重塔は街のどこからでも見ることができます。しかし入り組んだ路地が連なっているそのど真ん中にあるため車でたどり着くのは大変で、すぐ目の前に見える三重塔にたどり着くためにはナビが指示する思いがけない道をたどらなければなりません。
もともとこの地は約700年前の南北朝時代に両軍による合戦が行われた場所で、陣を構えていた南朝方が敵の侵入を防ぐために迷路のように複雑な道を作ったのだといいます。
現在では「迷路のまち」と呼ばれており、歴史ある建物や昭和のレトロな街並が点在する散策スポットとなっています。
交通
土庄港より徒歩約15分
車で約5分
地図
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「戒壇めぐり」が有名な境内
仁王門
弘法大師千百五十年御遠忌を記念して立て替えられた朱塗りの門は「四恩の門」と名づけられており、上段に鐘楼を備え付けています。
本堂
1933年に建てられたもので、地下には「戒壇めぐり」が設けられています。
三重塔
58番札所の奥之院という扱いで「誓願之塔」というのが正式名称のようです。
街を見下ろす高台に建っていることから「迷路のまち」のシンボル的存在となっており、本堂の右手にある階段で上がることができます。
地下に旧奥之院の南郷本尊、弘法大師像と地蔵菩薩像を祀っています。
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◆小豆島霊場の寺院