川越の日枝神社は無人でこじんまりとしていますが、実は千年以上の歴史のある神社で本殿は重要文化財に指定されています。基本的に無人であり、御朱印は書置きのものをセルフで頂きます。
御朱印は書置きをセルフで頂く
御朱印所
仙波日枝神社は無人であるのが基本のようで、御朱印は基本的にセルフとなっています。
拝殿の賽銭箱の横に置かれた箱の中に書置きの御朱印が入っています。
初穂料200円(賽銭箱の中に入れます)
御朱印
日付は自分で記入しなければなりません。
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日枝神社の由緒
喜多院が830年に創建された際、開基の慈覚大師が860年に大津の日吉大社を勧請して鎮守としたのが日枝神社の起源となっており、千年以上の歴史のある神社ということになります。
1478年に太田道灌が江戸城を築城した際、この日枝神社を城内の紅葉山に勧請したのが現在の赤坂日枝神社です。徳川家康が江戸に入ると江戸城の鎮守として裏鬼門を守る神社となり、その後永田町に移転して外堀通りから3基のエスカレーターで社殿まで上がるような寺院になります。本社と分社の規模の違いには驚くばかりです
もともと日枝神社は喜多院の境内に位置していました。境内の東側に前方後円墳だった古墳があり、喜多院の多宝塔は当時は古墳の円墳部分にあったといいます。
多宝塔は明治43年に現在の地に移転し、大正13年から翌年にかけての県道工事によって古墳は大部分が削られ、日枝神社はわずかに残った方墳部分に移転しました。
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日枝神社の境内
仙波日枝神社は喜多院の東側に位置しており、山門を出てすぐの場所にあります。全体的にこじんまりとした神社です。
大鳥居
周囲に社務所らしき建物もありましたが、週末であったにもかかわらず無人であったので、これが通常の姿であると思われます。
拝殿
老朽化が深刻であったため平成16年に再建されました。正面の賽銭箱の左側に御朱印の入った箱が置いてあります。
重要文化財の本殿
日枝神社の本殿は朱塗りの三間社流造銅板葺で国の重要文化財に指定されています。創建年代を明確に示す資料はありませんが、建築様式によって室町時代末期から江戸初期の建物であると考えられています。
簡素ではありますが、現在でも通用する美しさを備えています。
昭和30年代までこの地には樹齢千年以上の杉の巨木が数多く残されており、日枝神社の本殿周辺はその跡地となっています。
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◆境内まで3基のエスカレーターで上がる赤坂日枝神社
◆日枝神社が鎮守であった喜多院の記事
◆喜多院の北参道に面した成田山川越別院
◆八代将軍吉宗が寄進した社殿が現在に残る赤坂氷川神社