酒とうどんと御朱印の日々

過去にお参りした寺社を再度訪れるとまた新たな発見があって新鮮な気持ちになれます。

〖川越〗喜多院の御朱印と境内の見どころ

川越大師とも呼ばれる喜多院ではまるで浮き上がっているようにも見える書体の御朱印を頂けます。徳川家との結びつきが強く、今に残る客殿・書院:庫裏は江戸城紅葉山の別殿を境内に移築したもので、境内には様々な見どころがあります。

喜多院の御朱印

御朱印所

御朱印所喜多院の御朱印は庫裏内部の拝観受付で扱っています。

志納金300円

御朱印帳

御朱印帳喜多院の御朱印帳は大型サイズで紙質も良好であり、円応寺や成子天神社のような極太の御朱印でも墨が裏側まで沁みとおってしまうことはないと思います。

価格1200円

御朱印

まるで浮き上がっているようにも見える喜多院の御朱印

まるで浮き上がっているようにも見える御朱印です。この他に小江戸川越七福神の大黒天の御朱印もいただけるようです。

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北院から喜多院に改められた歴史

喜多院は830年に無量寿寺として創建されたのが起源となっていて、当時は北院、中院、南院の三院で構成されていました。その中で中院は後に仙波東照宮が建立される際に今より200m南に移転され、現在でも川越を代表する名所の一つとなっています。

f:id:minamimachida0706:20180520191552j:plain一方南院は明治になって廃院となり、数十基の石の塔婆が跡地に残されているだけどなっています。

そしてもう一つの北院が後に喜多院となるのです。

1205年に兵火で焼失して1296年に伏見天皇により再興されますが、その際に慈恵大師を祀り関東天台宗の中心となりました。

1599年に徳川家康の側近だった天海が住職となって寺号を喜多院と改め、それ以降徳川家に厚く保護され隆盛します。1638年の川越大火で山門を除き伽藍が全焼しますが徳川家光の命により直ちに復興が図られ、江戸城紅葉山の別殿を境内に移築し今に残る客殿・書院・庫裏となっています。

その他本堂である慈恵堂、鐘楼門、慈眼堂、多宝塔といった現在まで残るお堂はこの時建てられました。

アクセス

交通

西武新宿線本川越駅徒歩約12分

地図

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境内の見どころ

山門(重要文化財)

山門天海が1632年に建立したもので、1638年の大火を逃れた唯一の建築物です。

鐘楼門(重要文化財)

鐘楼門慈眼堂へ向かう参道の門であり、時を知らせるための鐘でもありました。1702年頃の造営と考えられています。

慈眼堂(重要文化財)

慈眼堂1645年の建立で、厨子に入った天海僧正の木像が安置されています。

慈恵堂

慈恵堂

喜多院の本堂であり、中央に慈恵大師をまつり、左右に不動明王を祀っています。

多宝塔

多宝塔

客殿・書院・庫裏(重要文化財)

江戸城から移築してきた御殿喜多院は最盛期の姿を現在までほぼそのままの姿で残していますが、その中でも江戸城紅葉山の別殿を移築してきた客殿・書院・庫裏は他の施設を圧するだけの存在感を誇っています。

御殿内部の図面江戸城内にあった時に家光が誕生した場所である「徳川家光誕生の間」は12畳半の広さがあり、壁と襖全体に墨絵、そして天井には鮮やかな花が描かれています。経年変化により色は褪せているものの絢爛豪華という印象です。春日局が使用していたという「春日局化粧の間」は8畳が2室と12畳が2室からなり、こちらは一転して簡素で実用性を追求した美がありました。

湯殿や厠を含む将軍家のプライベートな空間をそっくりそのまま移築してきたのですから、それだけ徳川家にとって喜多院が特別な存在であったことがよくわかります。

回廊回廊の向こう側には実に見事な庭園が広がっています。

五百羅漢像

五百羅漢像大分県の羅漢寺、栃木県の徳蔵寺と並んで日本三大五百羅漢の一つとされ、全538体の石像が安置されています。笑ったり泣いたり、実に表情豊かであることが印象的です。

境内社

大黒天

境内には小江戸川越七福神の大黒天が祀られています。

お骨は骨壷や骨袋に納め、耐久性に優れた厨子にて保管。フロントにて参拝受付を頂きますとお選びいただいた参拝室まで厨子が自動で運ばれます。

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