中華そば「うめや」は金沢文庫駅の近隣に位置する地元を代表する行列店で、とんこつや鶏がらを煮込んだ動物系と鰹節や煮干しを煮込んだ魚介系をブレンドしたスープが自慢の店です。材料の全てにこだわりをもっており、スープも麺もしっかりとした味わいでした。
「住みたい街」として意外に人気があった金沢文庫
金沢文庫は京急線を利用すれば品川から34分(ラッシュ時で45分前後)で到着できる場所に位置しています。以前不動産の営業をしていた時にお客様の案内で何回か来たことがありますが、落ち着いた雰囲気があって生活しやすく、静かな住環境を求めるファミリー層に人気のある街でした。
金沢文庫駅では上り快特・特急はすべて8両編成で入線しますが、平日ラッシュ時と夜間、土曜日朝は前後に空車を増結し、多くの電車がここから12両編成となります。つまりホームで増結部に並んでいれば確実に座ることができる駅なのです。
私も田園都市線で毎朝座って通勤していましたので、「確実に座れる」という事のありがたさはよくわかります。横浜のさらに郊外である金沢文庫が人気であったのはこのようなことも理由の一つであったかもしれません。
行列が凄すぎて閉店した事で有名なつけめん屋「六厘舎」の通信販売
金沢文庫を代表する行列のできる店である「うめや」
金沢文庫を代表する行列のできる店である「うめや」は、かつて何回も仕事で訪れた人気大型賃貸マンションの近くにあったため、全く迷わずにたどり着くことが出来ました。
ちょうど食事時であったため予想通り行列ができていましたが、客層としては近隣にお住まいの方が中心であったように思います。
塩ラーメンやら担々麺やらつけ麺やら、メニューには様々なタイプのラーメンが書かれていましたが、基本的にはとんこつや鶏がらを煮込んだ動物系スープと鰹節や煮干しを煮込んだ魚介系スープをブレンドしたもののようです。
魚介系スープを売りにした店は最近多くなっており、特に有名つけ麺店のほとんどが魚介系であるように思います。定番の鰹節、昆布、煮干し以外にも豊富な種類があり、豚骨や鶏骨のだしと組み合わせて使うことで奥深い旨味と風味をだしにプラスしてくれます。
今なお東京駅で行列を作り続けている「六厘舎」の通信販売
スープも麺も両方しっかりとした味わいだった
店内はカウンターが13席(だったと思う)と4席のテーブルが一つでしたが満席でした。
カウンターには店主の味へのこだわりが貼り出されています。
初めての店であるのでいつも通り基本の中華ぞばを注文しました。
スープは魚介系特有の濃厚な味わいでまろやかなコクがあり、食べ進むにつれてどことなくクリーミーな味わいも感じられます。そして何やら玉ねぎを焦がしたようなものがちょうどいいアクセントとなっていました。
麺はしっかりとした中太ストレート麺で、スープの味わいをしっかりと受け止めるだけの強さがあります。程よくスープがしみ込むようになっているということで、心地よい噛み応えを感じることが出来ました。
称名寺の桜が見頃になったらまた来てみたい
行列のできる店という事でこれまで何回かテレビでも紹介されたということで、それもうなずけるような店でした。称名寺の桜が見頃になった頃にまた来てみたいと思います。
中華そば うめや 金沢文庫
営業時間:11:30~14:30 17:30~21:30 ※木曜日は昼のみ
定休日:水曜日
東京にしかないつけめん屋「六厘舎」の公式通販サイト
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