今回はサッポロビールから発売されている「サッポロ 銀座ライオンスペシャル」をご紹介します。
銀座ライオンは日本最古のビアホールをルーツにもつ
銀座ライオンは1899年に創業した日本最古のビヤホールである「恵比寿ビヤホール」をルーツに持つ老舗のビヤホールです。もともと工場直送のビールを味わってもらい、その良さを知ってもらうための宣伝のためのものだったといいますが、新しいもの好きの江戸っ子の間で大人気となり、宣伝にも商売にもなったといいます。
2009年の創業110周年に際して生ビールの達人が集結して記念のビールを醸造しましたが、今回はそれをモデルにしたビールを数量限定で発売するものです。
私にとっても何かと思い出深い場所だった
銀座ライオンは社会人になりたての時に先輩に連れられて訪れたのが最初だったと思います。それまで居酒屋でしかビールを飲んだことの無かった私は、適度に温度管理された新鮮なビールを飲んだときに口の中に拡がった香りに驚き、あまりの美味さにたまげたものでした。
調子に乗った私は今度は柔道部の現役部員を引き連れて大学の近くの店に入ったのですが、やはりそこらへんの居酒屋よりは高級な店であり、会計の時に肝をつぶしたことを覚えています。
特に印象に残っているのが長靴の形をしたブーツグラスです。ドイツで勝利を祝うときに長靴にビールを注いで回し飲みをして乾杯したのが起源とされるブーツグラスですが、よく知らずにつま先を上にして飲んでしまったため、飲み進むにつれて足首からつま先の部分に空気が入り、それにより押し出されたビールが顔に「ガポッ」とかかってしまいました。(この場合、つま先の部分が横になるように倒して飲むのがコツです)
合羽橋へ行く機会がある時はいつもこのブーツグラスを探しているのですが、いまだに見つかっていません。
「サッポロ 銀座ライオンスペシャル」を飲んでみる
愛用している350ml用のグラスで飲みます。
まずは勢いよく注ぎます。
泡が落ち着くまで待ちます。
再び勢いよく注ぎます。
再び泡が落ち着くまで待ちます。
最後にそっと注ぎます。いい感じの泡になりました。
まずは色の濃さと爽やかな香りが印象的です。飲んでみると奥深いコクがありながらスッキリ感があり、喉を滑っていくような感覚です。ゴクゴクといくらでも飲めそうな気がします。そして飲み終わると喉の奥から香りが上がってきます。その昔ブーツグラスで飲んだ生ビールを思い出させるものでした。
来年も美味しいビールとウィスキーを飲みたい
銀座ライオン創業110周年の時に出した記念醸造の商品を、なぜ〇〇周年とは全く関係のない今年再登場させたのかという疑問もありますが、何はともあれ今年もいよいよ押し迫り何かと乾杯する機会も多い時期となりました。年が明ければサッポロビールにとってのメインイベントである箱根駅伝が待っています。来年も美味しいビールとウィスキーを飲んでブログに紹介記事を書いていきたいと思います。
◆おススメのビールあれこれ
最後までお読みいただきありがとうございます。
未成年の飲酒は法律で禁止されています。健康のため飲み過ぎに注意しましょう。