今回は埼玉県日高市の聖天院(しょうてんいん)の御朱印をご紹介します。朝鮮半島からの帰化人によって武蔵野に高麗郡が設けられましたが、郡司の高麗王若光の菩提を弔うために設けられた寺院です。美しい境内が印象的な寺院で、力強い御朱印を頂くことが出来ます。
聖天院の御朱印
御朱印所
御朱印は中門の拝観受付で頂けます。(こちらから言わないといけません。)
どうやら書置きでしか対応していないようです。
志納金300円
御朱印
寺院特有の個性的な書体の御朱印です。
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高麗王若光の守護仏を祀っている聖天院
かつて中国東北部から朝鮮半島北部の領域を約700年支配してきた高句麗ですが、唐と新羅の連合軍により668年に滅ぼされ、この時に多くの高麗人が日本各地に亡命しました。716年にその内の1799人が大和朝廷によって武蔵国に移され、高麗王若光を新たに設けられた高麗郡の郡司として武蔵野の開発に尽くします。
若光の死後、高麗郡の郡民がその徳を偲び、その菩提を弔うために若光の守護仏である聖天尊を祀ったのが聖天院です。
深い緑に包まれた山の高台に位置する聖天院の広大な境内は、かなり遠方からも望むことが出来ます。
アクセス
交通
八高線高麗川駅徒歩約26分
地図
聖天院の美しい境内(無料エリア)
将軍標
朝鮮半島において魔除けのために用いられる境界標である「将軍標」が建っています。
境内案内図
聖天院は山の中腹に拡がる広大な傾斜地に、様々なお堂や庭園を配置しています。
風神雷神門
1831年から33年にかけて建立された山門は左右に風神・雷神を祀っていることから風神雷神門と呼ばれ、まるで鎌倉の古刹を思わせるような優美で重厚な造りとなっています。
高麗王若光の墓
庭園
山門をくぐった右手には高麗王若光の墓があり、周囲を美しい庭園で囲まれています。
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聖天院の美しい境内(有料エリア)
中門
階段を上がった中門から先は拝観料が発生する「有料エリア」とあちこちに書かれていました。
手水舎
戸隠神社火之御子社を思わせる手水舎には龍の他に親子の蛙も控えています。
庭園
中門をくぐると山の傾斜を利用した美しい庭園を鑑賞できます。
阿弥陀堂
18世紀初頭に建てられた阿弥陀堂は境内で最古の建築物です。
摩尼車を1回まわせばお経を一巻読んだのと同じ功徳があるといわれています。
本堂
聖天院は開山の約600年後の1345年に宗派を法相宗から真言宗に改め、さらに1580年に本尊を不動明王に改めました。総欅造りの本堂は平成12年に京都の神護寺をモデルに建てられたものです。
本堂の前からは素晴らしい眺望を楽しむことができます。
梵鐘
本堂の奥にある梵鐘は1261年の物で、国の重要文化財に指定されています。
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