今年も早いもので10月となり、体育の日がからむ三連休を迎えようとしています。東京オリンピックを記念して制定された体育の日は以前は10月10日でしたが、現在では10月の第2月曜日とされ、今年は10月9日がそれにあたります。
10月9日は体育の日である以外に万国郵便連合が発足した「世界郵便デー」であり、「ト(10)ラック(9)」で「トラックの日」であり、「じゅ(10)く(9)」で「塾の日」であり、「とう(10)きゅう(9)」で「東急の日」なのだそうです。
それと同時に「どう(10)ぐ(9)」で「道具の日」であり、調理器具などの道具類を数多く取り扱う合羽橋道具街では毎年この時期に「かっぱ橋道具まつり」を開催しています。
かっぱ橋道具街は東京メトロ銀座線「田原町」駅徒歩5分の場所に位置し、浅草通りと言問い通りの間の街道沿いに170以上の調理・厨房備品の専門店が軒を連ねています。電器の秋葉原、衣料品の横山町と並んで東京三大問屋街と称され、ここに来たら無い物は無いとまで言われています。
そんなかっぱ橋道具街をさらに盛り上げようと始まったのがかっぱ橋道具祭で、1983年から始まって今年で34回目になり、30万人以上の人出で賑わいます。
期間中各店舗ではセールが実施され、びっくりするような目玉商品が数々売られています。
東京消防庁音楽隊や地元小学校のパレードといったイベントが開催されるほか、最終日には通りが歩行者天国となるなど大変な盛り上がりとなるのがかっぱ橋道具まつりなのです。テレビ東京の「アド街ック天国」で紹介されたのを見て興味を持ち、数年前に一度訪れたのですが、道路まで人で一杯で歩くのも大変だったような記憶があります。
究極の縁起物。龍の胴体部分を一筆で描いた一筆龍の「額縁御守」。必見です。
ブログの絵的にはそちらの方が面白いのでしょうが、それでは狙った物をじっくりと探すことができないため、平日に行ってきました。恐らく最終日にはここが人で溢れることになると思います。
かっぱ橋道具街のシンボルであるビルの屋上の巨大なコック像です。
道具街の入り口付近にある和食器の店です。
どの店も店頭に目玉商品を並べています。
紅茶と珈琲の店です。
調理道具の店です。
福袋を出している店もありました。
イベントの商品交換所ではかっぱの着ぐるみも登場していました。
私はこれまで合羽橋には何度となく来ているため必要としている物は特にないのですが、ただ一つだけウィスキーのテイスティングクラス(蓋つき)を狙っていました。最後の最後にこちらの店で見つけることができました。
もはや在庫がなく展示品です。清算している時通りがかった店員が「あら、それ無くなっちゃったの?」と言っていたので、結構な人気商品だったのかもしれません。
蓋で香りをグラス内に閉じ込め、これまで以上にウィスキーを楽しみたいと思います。
かっぱ橋道具街はプロが道具を揃えに来る場所ですが、一般客も歓迎してくれます。ただ店を覗くだけでも十分に楽しめますので皆様も一度訪れてみることをおススメします。道具まつりは10月9日(祝)までです。
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