本日は藤沢の「白い惑星うどん粉星の王子」をご紹介します。店名も外観もかなりヤバい店ですが、入ってみると全然ヤバくなく模範的味わいの店でした。ちなみに「うどんこほしのおうじ」ではなく「うどんこせいのおうじ」と読むようです。
※どうやら駅前の地下街に移転したようです。
藤沢を訪れるにあたりあらかじめ目を付けていた店だった
東海道線と小田急江ノ島線、江ノ電が交差するターミナル駅である藤沢は乗り換えで頻繁に利用する駅なのですが、駅から外に出ることはこれまでほとんどありませんでした。
今回御朱印集めで久し振りに乗り換え以外の目的で藤沢を訪れましたが、頭がくらくらしてくるほど日差しが強烈な日に神社を2社まわったため、駅に戻ってきた時には完全にふらふらの状態です。こんな日は冷たいぶっかけうどんが最高に美味い日で、あらかじめ目を付けておいた藤沢駅徒歩7分の店を目指してよたよたと歩きました。
想像と全然違う店構えだった
店名から少し大きめのきれいでおしゃれな店を想像していましたが、確実に店に近づいているにもかかわらずそれっぽいものが一向に姿を現しません。しかしよく見ると「うどん」と書かれた幟が一本立っています。幟が無ければ気付かずに素通りしたはずのその店は、大きめでもなくおしゃれでもない、見るからに怪しそうな雰囲気を漂わせていました。
怪しげな店をこれまで数多く経験していた私でも入るのを少し躊躇するような店です。しかし立ち尽くしている私の前を、いかにも近隣住民と思しき人が通り抜けスーッと店内に消えていくではないですか。かくてはならじと思い後に続きました。
世界一を目指す「一果相伝」マスクメロン。甘くても美味しさの余韻が残り、形はあるのに噛めば柔らかく「ジューシー」食感。まさに「美味しさの結晶」
見ただけで「これは当たり」と言えるようなうどんだった
店内はコの字型の10席くらいのカウンターのみで、店の奥でおっちゃんが一人でひたすらうどんを打ち、もう一人おばちゃんがその他のもろもろのことをしています。ということはあのおっちゃんがうどん粉星の王子ということなのでしょう。
カウンターの上に数種類の天ぷらが並んでいますが、どうやらこれは勝手に取って、会計の時に数を申告する仕組みのようです。メニューの中で一番気になった「梅しそぶっかけ大」を注文しました。うどんと梅の組み合わせというのは初めてで興味があったのです。
しその香りが漂ってきます。うどんは半透明でピカピカしていて、見ただけで「これは当たり」と言えるものでした。柔らかいけれどもしっかりとした弾力があり、噛むのも飲み込むのも快感です。徳島産のすだちがサービスというのもありがたいものでした。すだちは醤油を使う料理には何にでも合います。
全然ヤバくない店だった
店名も外観もかなりヤバい店ですが、中に入ってみると決してそんなことはなく、「うどんのコシについて知りたかったらこの店に行け」と言いたくなるような模範的な店でした。これから藤沢で乗り換える時は常に利用する店になりそうです。
白い惑星 うどん粉星の王子
住所:藤沢市藤沢89
営業時間:11:00~15:00※うどんが無くなり次第終了
定休日:不定休(Facebookで店主がお知らせするそうです)
世界一を目指す「一果相伝」マスクメロン。甘くても美味しさの余韻が残り、形はあるのに噛めば柔らかく「ジューシー」食感。まさに「美味しさの結晶」
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