今回は盛岡じゃじゃ麺「HOTjaja」をご紹介します。盛岡でわんこそば、冷麺とならんで盛岡三大麺料理と称されているのが「じゃじゃ麺」で、独特の平打ち麺に特製の肉味噌ときゅうりやネギをかけて食べます。「HOTjaja」は盛岡駅前にあるじゃじゃ麺の代表的な店のようでした。
- 盛岡じゃじゃ麺とは
- 盛岡駅前の「HOTjaja」に入ってみた
- 初めて食べた盛岡じゃじゃ麺には絶妙なモチモチ感があった
- よくわからないまま終了したチータンタン
- 自分好みの味を見つけるには時間がかかるらしい
盛岡じゃじゃ麺とは
盛岡じゃじゃ麺は独特の平打ち麺に特製の肉味噌ときゅうりやネギをかけ、好みに応じてラー油、酢、おろししょうが、にんにくといった調味料をかけて食べます。
麺を食べ終わった後の味噌や具が残っている皿に卵を割入れ、茹で汁を注いでかき混ぜたスープが「鶏蛋湯(チータンタン)」で、蕎麦湯やつけ麺におけるスープ割りのような役割となっています。
満州地方の麺料理が終戦後に盛岡に伝わり、そこで盛岡人の舌にあうようにアレンジをくりかえすうちに、「じゃじゃ麺」としての独特の形を完成させたといわれています。
本格定番おせち一人前
盛岡駅前の「HOTjaja」に入ってみた
スマホで検索して目を付けておいた盛岡駅前の「HOTjaja」に入ることにしました。
店の前を女子高生と思しき二人組が「じゃじゃ麺食べたぁ~い」と言いながら通り抜けていたので、かなりの人気店のように感じられます。
迷わずじゃじゃ麺大盛りを注文しました。「これから茹でるので10数分かかります。」と確認されました。
蕎麦湯やスープ割りと違いチータンタンはあらかじめオーダーしておくもののようです。
初めて食べた盛岡じゃじゃ麺には絶妙なモチモチ感があった
遂に登場した盛岡じゃじゃ麺です。店員が食べ方も親切に教えてくれました。
ひたすらかき混ぜて、その上に酢やらラー油やらニンニクやらをかけて自分好みの味にするのがじゃじゃ麺を美味しく食べるコツのようです。ちなみに赤くて丸いものはニンジンかと思ったら紅ショウガでした。
ともかくかき回し、味はよくわからないのでとりあえず酢を二回りかけることにします。国立の三幸で油そばを食べる時にかける酢の量がだいたいそれくらいです。
麺のコシ、しなやかさ、弾力という点でよくできた讃岐うどんに似たものを感じました。適度に柔らかくそれでいてしっかりとした弾力も備えているため、絶妙なモチモチ感がありました。味噌や酢ともよく合っていたと思います。半分くらい食べてからラー油をかけるとまた違った風味になりました。
大人二人で過ごすお正月に二人前本格おせち
よくわからないまま終了したチータンタン
麺を食べ終わりました。チータンタンに備えて味噌や具を少し残しておくのが良いそうです。
テーブルの上にあった卵を一つ割り入れてかき回します。
ここで店員に声をかけるとゆで汁とネギを注いでくれますが、これがチータンタンで、玉子がちょうどいい感じにふわふわになります。
ここに塩、胡椒、味噌等で自分好みに味付けをするのですが、加減がわからなかったためチータンタンについては今回はよくわからないまま終了しました。
自分好みの味を見つけるには時間がかかるらしい
最後の味付けは自分でやるというのがじゃじゃ麺の最大の特徴で、1回では自分の味にならず3回くらい通うとだんだん自分好みの味になるということがよくわかりました。
調べてみると三軒茶屋にも専門店があるようなのでそのうちに行ってみようと思います。
店の近くを北上川が流れていて、橋の上に立つと夕暮れ時のいい感じの光景を堪能できました。遠くの方にうっすらと見えるのは岩木山でしょうか。
盛岡じゃじゃ麺「HOTjaja」
住所:岩手県盛岡市盛岡駅前通9-5
営業時間:10:00~24:00
一人前から六人前まで幅広く対応します
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