今回は輸送機のC―130をご紹介します。厚木基地を離発着する海上自衛隊の飛行機としては哨戒機のP-1とP-3Cに次いで多く見る飛行機です。世界最高の輸送機といわれて様々な強みがありますが、意外なところに弱点もあります。
世界最高の輸送機が持つ様々な強み
C-130はロッキード社製で、1954年の初登場以来半世紀が経過した現在でも70か国以上で使用され、「世界最高の輸送機」とまで言われています。
基本設計が優れていたため半世紀以上経過していてもエンジン、プロペラ、電子機器以外はほとんど手が加えられていません。
機体後部にある貨物室のドアが大きく開き、そして高さがトラックの荷台に合わせられているため物資を短時間で搬出入できます。
さらに貨物室を密閉して与圧することができるため貨物だけでなく92名もの人員を運ぶことができるのです。
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滑走距離の短い未整地での離着陸も可能
滑走距離の短い未整地での離着陸を想定しており、砂漠での離発着や車輪にそりをつけて南極への物資輸送にも用いられました。カタパルトやアレスティングワイヤーなしに空母への離着艦へも成功しています。
東日本大震災の際は管制レーダーが使用不能になった松島空港に米軍のC-130が着陸して人員と物資を降ろしたことが松島基地と仙台空港の早期復旧に結び付いたといわれています。
補助ロケットを使用するとサッカーグラウンドのような狭いエリアでの離着陸も可能となり、そのため特殊部隊による人質救出作戦にも使用された模様です。まるでサンダーバード2号の離着陸を思わせるような映像の動画がYouTubeに投稿されていました。
タイヤは最大外径1400㎜でクッションを良くするため空気圧は低めの設定になっています。
YS-11の後継機として採用
海上自衛隊はもともと輸送機としてYS-11を使用していましたが、東日本大震災での救援活動による飛行時間の急増のため運用停止が前倒しとなり、米海軍が保有していたものから空中給油機能を外して購入したものです。中古機ということで整備にかなり苦労があったようですが、これにより航続距離や積載量が大幅に向上しました。
航空自衛隊では既に1984年から導入されており、陸上自衛隊第一空挺団のパラシュート降下の際に隊員を上空まで運んでいるのはこのC-130です。またイラクの人道復興支援ではイラク・クウェート間でロケット弾が飛び交う中、国連や多国籍軍の人員・物資を821回運び現地の治安維持に貢献しました。
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C-130のコックピット
C-130の乗員は6名です。
「COFFEE」「WATER」というところに生々しさを感じます。
機長席と副操縦士席です。
副操縦士の席に座ることが出来ました。
足元です。恐らく方向舵を動かすためのペダルだと思います。
とにかくスイッチだらけです。
意外な弱点であるトイレ
輸送機としては完璧な能力を持つC-130Rですが、トイレが最大の弱点であるとされています。
機体後部の側面に簡易トイレが据え付けられているだけで、間仕切りもなく丸見えの状態です。そのため使用時はカーテンを引く必要があるため、乗員はトイレをなるだけ我慢するようにしているとのことです。
角度を変えてみました。トイレットペーパーにリアルさを感じます。
まずは気軽に資料を見てみましょう!知る事と考える事はタダです!
★最後までお読みいただきありがとうございます。
スマホで御覧の方はPCでも見ていただきますと写真がよくわかります。
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◆横須賀に軍艦を見に行った
◆厚木基地の撮影スポット
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