芝大神宮は「強運よりさらに強い」という「強運(ごううん)御守」が最近になって話題で、御朱印とともに栞形のお守りと生姜飴をいただけます。日本一当たりくじが出る宝くじ売り場の販売員はドリーム、サマー、年末のジャンボ宝くじ発売前に必ずここにお参りに来るそうです。
芝大神宮の御朱印
御朱印所
御朱印は社務所で頂けます。
受付時間8:00~18:00
初穂料500円
御朱印とともに栞形のお守りと生姜飴をいただけます。
御朱印
どっしりとした力強い書体の御朱印です。
強運よりさらに強い「強運(ごううん)御守」
芝大神宮には小判型の曲物を三つ重ねにして藁で結んだ郷土玩具の千木筥をモデルにしたお守りがあります。千木=千着と考えられ、「着るものに困らない」ということから「衣裳が増える」「良縁に恵まれる」と考えられるようになり、それが縁結びに繋がりました。
「強運(ごううん)御守」というものもあり「強運よりさらに強い運が授かる」ということで北川景子とDAIGOも買ったといいます。
日本一当たりくじが出る宝くじ売り場の販売員はドリーム、サマー、年末のジャンボ宝くじ発売前に必ずここにお参りに来るそうです。
1000年以上の歴史のある神社
芝大神宮は1005年に伊勢神宮の内宮、外宮をそれぞれ勧請して現在の芝公園内に創建された、1000年以上の歴史を持つ神社です。1598年の増上寺移転に合わせて現在の地に移されました。
東海道沿いの要所に位置することから古くから多くの人がお参りした神社であり、特に関ケ原へ出審する徳川家康や、大阪の陣で徳川方の戦勝を祈願して春日局がお参りしたことは有名です。
明治天皇は東京の鎮護と万民の安泰のため明治元年に東京近郊の12社を准勅祭社として定め、そのうち23区内の10社が東京十社と呼ばれていますが、芝大神宮はその一つとなっています。
アクセス
交通
山手線浜松町駅徒歩約5分
浅草線・大江戸線大門駅徒歩約1分
三田線御成門駅徒歩約5分
地図
かつては一面の生姜畑だった芝大神宮の境内
大鳥居
生姜塚
鳥居の向かって左手、駐車場の奥にあるのが生姜塚です。
神社の創建時この辺りは一面の生姜畑で、これを神前に供え、そのお下がりを食べると風邪にかかりにくくなると言われています。その縁で毎年9月の例祭期間中は生姜が授与され、また御朱印をお願いすると生姜の飴を頂くことができます。
貯金塚
生姜塚とは反対側の向かって右手には貯金塚があります。関東大震災時に唯一貯金の全額引き出しに応じた不動貯金銀行(現りそな銀行)の牧野元次郎を称えたものです。
「根気根気何事も根気」という碑文は武者小路実篤筆で、その他に「倉は焼けても貯金は焼けぬ」という言葉も残されています。毎年10月17日に貯金祭が開催されています。
狛犬
この界隈は町火消「め組」の管轄であった関係で「め組の喧嘩」という町火消と力士の乱闘事件の現場となりました。火消を管轄する江戸町奉行、相撲を管轄する寺社奉行がそれぞれ調停に乗り出しても効果がなく、最後は勘定奉行まで協議に加わった珍しい事件だったと言います。
拝殿
本殿
拝殿の奥に本殿があります。伊勢神宮と同じ神明造となっていました。
力石
「五十貫余」と書かれた力石です。五十貫は約187㌔で、明治の力士である金杉藤吉はこれを片手で差し上げたと言われています。
狭い中にも美が詰められた茶室のような境内
ちょうど梅の花が綺麗に咲いていました。
敷地はそれほど広くはありませんが、その中に様々な美が込められた茶室のような空間でした。
浜松町の象徴である世界貿易センタービルも見えました。このビルが日本一の高さであった時期があることを知っている人はどれくらいいるのでしょうか。
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◆芝周辺で頂ける御朱印
◆強運のご利益で有名な武蔵一宮氷川神社