ブラックニッカ・ディープブレンドは45度という高いアルコール度数のせいもあって「辛い」という印象が強かったのですが、ハイボールを飲んでみてそれが一変しました。炭酸の力でシャキッとしたいい感じの味わいです。
- 最盛期の6分の1まで減少した日本のウィスキー販売量
- ハイボールブームと朝ドラによるブームで一転して深刻な原酒不足が発生
- 原酒不足への対応で登場したブラックニッカ・ディープブレンド
- ストレート
- ロック
- 水割り
- ハイボール
- ディープブレンドはハイボールに限る
最盛期の6分の1まで減少した日本のウィスキー販売量
ウィスキーはその製造工程の中で「貯蔵・熟成」という段階を経なければならないため、材料を仕込んでから製品となるまで大変に時間がかかります。そのため販売量が増えたからと言ってすぐに増産できるものではありません。
日本では1950年代に洋酒ブームが起こるのですが、水割り、オンザロックといった多様な飲み方が定着して1983年までウィスキーの販売量は増加し続けます。しかしその後減少傾向となり2007年にはピーク時の何と6分の1となっています。
グラスにこだわるとウィスキーはもっと楽しくなる
ウィスキーの馥郁とした香りと色合いを楽しむには、クリスタルのグラスが最適です。
ハイボールブームと朝ドラによるブームで一転して深刻な原酒不足が発生
低迷し続けていたウィスキー業界も2008年にサントリーが「角ハイボールプロジェクト」を展開し、「ハイボール始めました」というキャッチフレーズで女優の小雪をCMに起用するなど全面的なキャンペーンを展開すると再び販売量は増加に転じました。生産が追い付かないためサントリーが角瓶の生産調整を実施した程だったのです。そしてその動きにさらに拍車をかけたのが2014年9月から2015年3月まで放送されたNHKの朝ドラである「マッサン」です。
ドラマが放映された2014年はウィスキー全体で前年比13.7%増でしたが、ニッカの主力商品の「竹鶴」は39%と大幅増となりました。そのためニッカもサントリーも売れすぎて長期熟成した原酒が不足するというピンチを迎えます。
原酒不足への対応で登場したブラックニッカ・ディープブレンド
ニッカはそれにより緊急対応として商品ラインアップの全面変更を余儀なくされました。
従来の「ブラックニッカ8年」に変わって市場に登場したのが今回ご紹介するブラックニッカ・ディープブレンドです。
グラスにこだわるとウィスキーを考えて飲むようになる
感性を呼び起こし、満たしてくれるウィスキー。その時間をお気に入りのグラスと共に過ごしてみては如何でしょう。
ストレート
アルコール度数が45度と高いせいか全体的にかなり濃厚で、味に厚みとコクがあります。濃厚な甘さというより、むしろ辛いと言った方がいいかもしれません。飲み込むと喉が熱くなります。
ロック
ロックでも大変に強く、トロリとした口当たりです。やはり辛い。
愛用のグラスがあるとウィスキーはもっと楽しくなる
それぞれの飲み方に応じた最適なグラスをご用意しています。詳しくはコチラ
水割り
次に水で割ります。
合わせる水は箱根の森の天然水です。
トワイズアップ(1対1で氷を入れない)
トワイスアップといってもかなり強めですが、それでも劇的に柔らかくて滑らかな口当たりになりました。それでもやはり辛い。
ハーフロック(1対1で氷を入れる)
ストレートの時とは全く違う口当たりで、ほんのりとした味わいになりました。ストレートに比べてかなり柔らかくなりましたが、薄まったという感はありません。
ハイボール
某元グルメタレントのCMで有名なソーダストリームを使用して作った私好みの炭酸水を使用しました。
炭酸の甘みと酸味によって辛さと濃さが適度に調和され、シャキッとしたいい感じの味わいになりました。辛さは全く感じません。
ディープブレンドはハイボールに限る
当初は45度という高いアルコール度数からくる強さと分厚さには驚かされましたが、ハイボールで印象が一変しました。私個人としてはこの飲み方しかないと思います。
グラスにこだわるとウィスキーはもっと美味しくなる
★未成年の飲酒は法律で禁止されています。飲過ぎには十分に注意しましょう
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