高尾山薬王院では天狗が乱舞しているような独特の書体の御朱印を頂くことができます。アクセスとしては徒歩かケーブルカーの二通りで、天狗でいっぱいの境内では様々なご利益を頂くことができます。
高尾山薬王院の御朱印
御朱印所
御朱印は山門をくぐって左手にある御護摩受付所にて頂けます。
受付時間9:00~16:00
志納金300円
御朱印帳
高尾山薬王院では全9種類の御朱印帳を扱っています。大型サイズで紙質は普通です。
価格1700円
御朱印
天狗が乱舞しているような独特な書体の御朱印です。
江戸時代から190年以上続く老舗和菓子屋のとろける生大福
アクセス
交通
高尾山では登山道を昇るルートと中腹までケーブルカーやリフトを利用するルートと、体力に応じて2通りの方法を選択できます。
登山道を昇る場合は山頂まで1時間半くらいかかります。高尾山といえば誰でも簡単に登れると思いがちですが、最初の30分くらいは「やめときゃ良かった」と思うような急勾配が続くのでそれなりの覚悟が必要です。
高尾山のケーブルカーは日本一の急勾配で知られています。
最初はゆるやかだった傾斜が昇るにつれてどんどん急になり、座っている姿勢も次第に前傾していきます。右手の擁壁に長方形の印がついていますが、ここがケーブルカーの線路としては日本一の急勾配となっている場所です。斜度31度18分ということで、写真では上手く伝わりませんが感覚としてはほぼ垂直でエレベーターに近いものがありました。
地図
日本人で良かった。四季と大福は日本の宝物。水、餅、餡、技にこだわり続けた大福の圧倒的なくちどけ
高尾山薬王院の由緒とご利益
高尾山薬王院は744年に聖武天皇の勅命により東国鎮護の祈願寺として、行基菩薩により開山されました。室町時代に京都の醍醐寺から俊源大徳が入り、飯縄権現を守護神として奉ったことで寺院を再興させました。
飯縄権現とは長野県の飯縄山に対する山岳信仰が発祥と考えられる神仏習合の神であり、そのため高尾山薬王院は明治以前の神仏習合の姿を現在に残す寺院となっています。
明治政府により神仏分離令が出されると世間には廃仏毀釈の嵐が吹き荒れますが、その機運をいち早く察知した当時の住職が山麓の一の鳥居、山上の二の鳥居を一夜にして撤去して石灯籠を設置するなど機敏な対応をとるなどして切り抜けることができました。
諸願成就、厄除け、開運、六根清浄、良縁成就、金運向上、商売繁盛などのご利益で知られています。
天狗でいっぱいの高尾山薬王院の境内
浄神門
ここが薬王院の入り口で、看板には「霊氣満山」と書かれています。
男坂・女坂
浄心門を抜けて進むと道が二手に分かれます。右が緩やかな女坂、左が急な石段を上る男坂です。
男坂の石段を上がることにします。煩悩の数と同じ108段あるそうです。
四天王門
武将姿の四天王が門の四方を守っています。
天狗
高尾山と言えば天狗です。天狗は飯縄大権現の随身として神格化されており、高尾山には多くの天狗伝説や天狗信仰があります。
「願叶輪潜」と「大錫杖」
願いを念じながら輪をくぐり、大錫杖を打ち鳴らします。そうするとご利益により願いが叶います。
八大龍王堂
金運生気アップのご利益があります。
倶利伽羅堂
縁結びのご利益があります。鈴にマジックで名前を書いてぶら下がっている所に結び付け、それを鳴らしてお祈りします。
置くとパス
試験合格のご利益があります。木彫りのタコの像はオクトパス「置くとパス(合格)」ということで、持ち上げて弘法大師に祈ります。そんなに重くはありませんでした。
仁王門
大本堂
1901年に建立され、薬師如来と飯縄権現を祀っています。垂れ下がっているひもはご本尊と結ばれているそうです。
愛染堂
縁結びにご利益があり、人間の愛欲を肯定しているのが印象に残りました。
飯縄権現堂
かつての神仏習合の名残で、ここは飯縄権現を祀る神社となっています。1729年に建立された江戸時代後期の代表的な神社建築です。社殿の前には鳥居もあり、寺院の中に神社がある神仏習合の姿を残しています。
富士の絶景を見ることができる高尾山頂
飯縄権現を抜けてさらに上ると高尾山山頂です。
遠く富士の絶景を見ることができました。こちらは毎年冬至に太陽が富士山頂に沈む「ダイヤモンド富士」を見ることが出来ます。(天気次第ですが)
山頂から横浜方面の眺望です。房総半島まで見えました。
まずは気軽に資料を見てみましょう!知る事と考える事はタダです!
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◆恐怖を感じるような急傾斜の石段を上った秩父御嶽神社
◆ケーブルカーが活躍している大山阿夫利神社
◆高尾山と同じくミシュラン三ツ星の東慶寺と報国寺
◆パワースポットとしても知られた等々力不動尊