困ったときこそ酒と神様

ようやくたどり着いた、ストレスフリーで酒やうどんを楽しめる日々。これこそがご利益だったのかもしれません。

箱根駅伝5区山登りのコースである国道1号線を愛車で走って考えた

小田原から箱根に上がるルートとしては国道1号線を利用するのが最も一般的だと思いますが、これは正月恒例の箱根駅伝の第5区・第6区のコースとほぼ被ります。駅伝シーズンを前に愛車で実際に走ってみました。

日常と非日常の往復で大人気の箱根駅伝

箱根駅伝は来年で93回目ですが、昭和62年から日本テレビにより完全生中継されるようになると日本のスポーツイベントの中でも最大級の人気を得るようになりました。

完全生中継の実施が決まった時「駅伝をずっと見ているような暇な人がいったいどれだけいるのか」という冷ややかな週刊誌の記事を読んだ記憶がありますが、現在では平均27%前後を稼ぐ日本を代表する高視聴率番組となっています。箱根駅伝の出場が決まると入試の志願者数が増えるということで、こうなるともう大学経営にまで影響が及ぶと言ってもよいでしょう。
1月2日という世間では正月休みの真っ最中に大手町をスタートし、横浜・平塚・小田原と徐々にローカル色を増していき、最後は箱根の山を登って往路のゴールです。オフィス街から山の上の温泉街という、日常から非日常への旅と言ってもいいでしょう。翌3日は箱根をスタートして大手町でゴールということで、ランナーが東京に近づくにつれて非日常から日常生活の場にに引き戻されているような気分になります。

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山登りの5区のコースを車で走ってみた

箱根駅伝の全10区間で最も注目を浴びるのが山登りの5区でしょう。テレビ中継でおなじみですが、今回箱根湯本から芦ノ湖までのドライブコースとしての国道1号線をご紹介したいと思います。

函嶺洞門

函嶺洞門

箱根湯本駅の横を抜けると土木学会選奨土木遺産である函嶺洞門があります。

現在は通行止めとなっていてバイパスができていますが、このあたりから本格的な上りとなります。

緑の中を走る快適な道箱根旧道の七曲りのような極端な急カーブはほとんどなく、MT車の場合ほとんどのカーブを3速か4速で抜けられます。

 基本的には緑の中を走る快適な道で、今の時期ならフルオープンで走っても気持ちいいかもしれません。

緑の中を走る快適な道大平台のヘアピンカーブの写真を撮りたかったのですが、周辺に駐車できるスペースがなかったので通過します。

宮ノ下

超名門の宮ノ下温泉富士屋ホテル超名門の宮ノ下温泉富士屋ホテルの前をぬけて宮ノ下のカーブを目指します。

急に狭くなり坂が急になった道宮ノ下のカーブを曲がると道が狭くなり、傾斜が急にきつくなります。ビーフシチューパンで知られる渡邊ベーカリーはここにあります。

小涌園の踏切

小涌園の踏切京急羽田空港線の高架化によって蒲田の踏切が廃止となり、箱根駅伝のコースとしてはここが唯一の踏切です。

踏切を通過する電車

当日は選手の通過の方が電車より優先されるそうです。ちょうど電車が通るところを撮影できました。

小涌園のカーブ

小涌園のカーブ中継ポイントの一つである小涌園のカーブです。ここから先は森の中の山道が続きます。

森の中の山道

芦之湯フラワーセンター

芦之湯フラワーセンター奥の方の坂を上りきると国道1号線の最高点です。

国道1号線の最高点

国道1号線の最高点ここを過ぎると芦ノ湖まで下り坂が続きます。

芦ノ湖の水面正面奥に芦ノ湖の水面が見えます。3速でエンジンブレーキを利かせて下りるかなりきつい下り坂です。

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陸上競技としては特殊過ぎるコース

こうやってみると箱根湯本から芦之湯までひたすら続く上り坂で足を痛めつけ、いっぱいいっぱいになったところで今度は急な下りを駆け下りなければならないというかなり特殊なコースです。

ドライブには快適な道ですが、陸上競技のコースとしては「こんなところを速く走れたからといってそれが何になるのだろう」といつも思っています。
ここ何年か5区を制した大学が総合優勝するということが続いています。箱根駅伝の成績が大学経営にまで直結するような時代ですから、関東の主要校は5区を走れる人材を血眼で探しているということを聞いたことがあります。

「箱根から世界へ!」と連呼するのはもうやめよう

最近の陸上界は短距離が元気になってきた一方で長距離は悲惨な状況になってきたと思っています。オリンピックでも世界陸上でも1万メートルで箱根のスターだった選手が次々周回遅れになる姿や、マラソンで日本勢が先頭集団から早々に脱落する姿ばかり見ることになります。

箱根駅伝はイベントとしては大変によくできているとは思いますが、陸上長距離の選手強化という観点からはもう少し考え直した方がいいのではないでしょうか。過去92回開催された箱根駅伝の出場者の中からオリンピックのメダリストはまだ一人も出ていないのです。少なくとも日本テレビのアナウンサーが「箱根から世界へ!!」と連呼するのはそろそろやめた方がいいと思います。

まずは気軽に資料を見てみましょう!知る事と考える事はタダです!

◆箱根旧道も走ってみよう

www.goshuinbukuro.com