高幡不動として有名な高幡山金剛寺は関東三大不動の一つで毎年1月28日のだるま市で大変な盛り上がりを見せます。こちらでは見事な書体の御朱印を頂ける他、紅葉や彼岸花を楽しむことができます。
高幡不動尊の御朱印
御朱印所
御朱印は大日堂横の講堂内にある納経所で頂けます。
受付時間9:00~17:00
志納金300円
御朱印
平成28年9月28日付
書道のお手本のような見事な書体の御朱印です。
令和2年12月13日付
高幡不動の由緒
高幡不動は1100年前、平安時代初期に慈覚大師円仁が、清和天皇の勅願によって東関鎮護の霊場と定めて山中に不動堂を建立し、不動明王をご安置したことに始まります。不動堂は1335年に暴風雨倒壊しますが、現在の不動堂はそれを1342年に移築したもので東京都最古の文化財建造物です。
現代では「高幡のお不動さん」と呼ばれて人々の信仰を集めており、毎月28日の縁日には多くの参詣者で賑わいます。その中でも1月28日の「初不動」は「だるま市」と呼ばれ、約150軒の露店に加えて関東各地から集結しただるま屋が並び、これを目当てに5万人の参詣客が集まると言われています。
アクセス
交通
京王線・多摩都市モノレール高幡不動駅徒歩約4分
地図
高幡不動尊の境内
境内案内図
仁王門(重要文化財)
室町時代に建てられたもので、国の重要文化財です。
不動堂(重要文化財)
1342年に山中から移築してきたもので、国の重要文化財です。
賽銭箱向かって右側にはびんずる尊者の像がまつられていますが、コロナ禍の影響で触ることができません。
弁天堂
奥堂
重要文化財の丈六不動三尊が祀られています。総重量1100キロを超える巨像で一見の価値があります。
上杉堂
1455年に立川河原の戦いで足利成氏に敗れ、境内で自刃した上杉憲顕の墓です。
五重塔
高さ45mあります。
大師堂
聖天堂
男女二神が抱擁する姿で、夫婦円満・恋愛成就の神とされています。
五郎権現社
1340年に創建され1671年に再建された江戸時代前期の社殿で、貴重な文化財となっています。
本堂の大日堂
江戸時代安永八年の大火で焼失し、長く仮本堂のままでしたが昭和五十七年から五年の歳月をかけて根本改修工事が行われました。内部では鳴り龍天井や優れた彫刻群、幽玄な内陣荘厳等の鑑賞ができます。
墓地
高幡不動尊の境内には墓地も整備されており、美しい紅葉の中でご先祖様の供養ができます。
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高幡不動尊の紅葉
高幡不動尊の境内には1300本以上のイロハモミジや大もみじが植えられており、秋になると美しい景色へと変わります。例年見頃の時期にはもみじまつりが開催され、夜にはライトアップも行われています。
高幡不動尊の彼岸花
境内の裏山には四国八十八ヶ所を模した山内八十八ヶ所の巡拝路が整備されており、沿道には彼岸花が植えられています。
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