箱根旧道とは旧東海道のことで、おそらく箱根をドライブする大半の人が知らない道ではないかと思います。しかし実際に訪れてみると斜度がきつくカーブも多く、走り屋にとっては大変に魅力的な道でした。
箱根新道を利用しなくなった理由
最初の頃は小田原厚木道路を下りたらもっぱら箱根新道を利用していました。くねくねと曲がりくねった面白い道だと思っていましたが、ここ最近ではあまり利用していません。国道1号線や箱根ターンパイクといった他の道に比べると風景に変化がなく単調であることと、大型トラックやダンプがガンガン走る産業道路のようになっていることが理由です。ダンプやトラックの後ろにつくと当然スピードは大幅に落ちます。途中4か所登坂車線が設置されていますが、距離が短いので何台も抜けず、ましてや車線を譲ってくれなかった場合は相当なイライラを感じながら運転しなければなりません。
前から気になっていた不思議な道があった
そんな箱根新道ですが、走っていると何回か妙な道路をまたぎます。幅は狭く、登りの傾斜とカーブのきつさがものすごく、どう見ても尋常な道ではありません。交通量も少なそうで、箱根新道をと比べるとかなりマニアックな道のようです。国道1号線を使うようになってもあの道がどこから入ってどこへ出てくるのか全くわからず、何となく気になっていました。それが箱根旧道と呼ばれる旧東海道であることを知ったのはYAHOOの地図を見ていた時でした。
実際に走ってみた
箱根旧道は湯本の手前を左折するところから始まり、芦ノ湖を見下ろす下りカーブのところで国道1号線に合流します。その間信号は1か所だけです。2か所市街地を抜けますが、その際はすれ違いも難しいほど道幅が狭くなります。それ以外は坂とカーブしかないと言って過言ではありません。
途中に見晴茶屋や甘酒茶屋といった施設もあって楽しめます。
見晴茶屋の店内からの眺望です。
甘酒茶屋は甘酒や餅の磯辺焼きがお勧めです。
上りではひたすら上り坂だけ、下りでは下り坂だけなのでアップダウンはありません。
箱根新道の「七曲り」もきついカーブが連続していますが、旧道の七曲りはその比ではありません。
カーブとカーブの間の感覚が狭く数も多くなっています。
道路標識もこんなぐあいになります。
箱根新道をくぐる場所ではいきなり道幅が狭くなります。
走り屋なら「箱根旧道」を一度は走っておいた方がいい
私は車の運転で一番難しいのは下りカーブをスムーズに抜けることだと思っています。パパラッチに追われたダイアナ妃が乗った車が悲惨な事故を起こしたのも下りカーブだったと言われていますし、首都高で谷町から霞ヶ関を抜ける際はいつも緊張します。
そういった場所ではカーブに入るまでにブレーキングによる減速を完全に終了し、カーブに入ってからはアクセルを踏んで加速しながら回るという「スローイン・ファストアウト」を心がけていますが、箱根旧道のような道を下るときはそれを徹底しなければスムーズに走れません。箱根旧道は私にとって基本を徹底するための道場のような道です。
走り屋なら一度は知っておいた方がいい道でしょう。
★スマホで御覧の方はPCでも見ていただきますと写真がよくわかります。
「参考になった」と思われたらはてブの所をポチっとして頂けますと幸いです
◆箱根駅伝5区のコースである国道1号を車で走って考えた
◆芦ノ湖の神である九頭龍明神を祀る玉簾神社