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〖25度〗ニッカウヰスキーが贈るスモーキーな麦焼酎:ニッカ・ザ・麦焼酎

ニッカ・ザ・麦焼酎25度を飲んでみました。ニッカウヰスキーが製造した麦焼酎で、ニッカらしいスモーキーさの秘密は貯蔵・熟成とブレンドにありました。

「ニッカ」の名を冠した初の麦焼酎

ニッカ・ザ・麦焼酎はその名からもわかるように日本を代表するウィスキーメーカーであるニッカウヰスキーが製造し、親会社であるアサヒビールが販売している本格焼酎です。ニッカウヰスキーの施設としては余市と宮城峡の蒸留所があまりにも有名ですが、北九州の門司工場や鹿児島のさつま司蒸留蔵で焼酎の製造を実施しています。

もともと協和発酵(現協和発酵キリン)が実施していた酒類事業をアサヒビールが譲渡され、そのうち焼酎とワインの製造をニッカウヰスキーが2005年より引き継いでいます。ウィスキーも焼酎も麦を原料とする蒸留酒であることは共通しており、ウィスキー事業で蓄積された蒸留・樽貯蔵・ブレンド技術をつぎ込み、昨年6月に初めて「ニッカ」の名を冠した焼酎を世に出しました。

ニッカらしいスモーキーさの秘密とは?

ニッカ・ザ・麦焼酎ニッカ・ザ・麦焼酎は「ピートが薫るスモーキーフレーバーをまとった麦焼酎」であることを最大の売りとしています。ウィスキーを製造する際には『麦芽を乾燥させて発芽を止める』という工程があり、その際にピートを焚いていぶすことでウィスキー独得のスモーキーフレーバーが発生します。

ニッカはウィスキーの貯蔵に使用した樽で麦焼酎の貯蔵・熟成を行っており、これによって焼酎にスモーキーな香りが移ります。ウィスキー樽に貯蔵した麦焼酎をキー原酒として他の原酒とブレンドし、そうして誕生したのがニッカ・ザ・麦焼酎です。

麦焼酎の製造工程でピートを焚くことは全くありませんが、貯蔵・熟成を終えて世に出た際にピートが薫るのはこのような秘密がありました。

「ニッカ・ザ・麦焼酎」25度を飲んでみた

ストレート

ストレート樽で貯蔵したためほんのりと色がついています。まず柔らかな甘さを感じ、その奥からスモーキーな味わいがもわっと姿を現します。

ロック

ロック氷を入れたことにより全体的に味と香りが引き締まりました。口当たりがトロリとしたものとなり、甘さとスモーキーさがストレートの時よりもはっきりとわかるようになっています。

トワイスアップ(1対1で氷を入れない水割り)

トワイスアップロックと比べて全体的にかなり柔らかくなり、ほんのりと甘くほんのりとスモーキーな味わいとなりました。

ハーフロック(1対1で氷を入れた水割り)

ハーフロック清涼飲料のような味わいですが、それでもやはりスモーキーさは感じます。酒を飲んでいるという気分にはなれません。

お湯割り

お湯割り

スモーキーさが消えて甘さだけが残りました。

ロックで飲むのが最高

一通りの飲み方を試してみましたが、ロックが最も適していたように感じます。

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