御朱印とうどんを極めたい!!

思うところがあってブログタイトルをリニューアルしました。今後とも一層の御贔屓をお願い申し上げます。

〖評価〗リザーブは水割りに適したサントリーらしいウィスキーだった

サントリーリザーブはどこの酒屋を覗いてみても2,000円台前半という価格帯となっており、角瓶やオールドと比べるとやや格上で、ニッカで言えばスーパーニッカと同レベルではないかと思われます。水割りにした時に決して崩れないその味はまさにサントリーらしさが表れたウィスキーではないかと思います。

大阪万国博覧会のために開発されたウィスキーだった

リザーブのボトル

サントリーリザーブが誕生したのは昭和44年です。翌年に開催される大阪万博においてサントリーはパビリオンを出展することが決まっており、「海外から来たお客さんが見ても、見劣りのしないウイスキー」を開発する必要がありましたが、それは同時に「日本人に愛される日本人のためのウィスキー」を追求し続けてきたサントリーにとっての大きな変革であったと思います。
まだ白州蒸留所が竣工前であったため全て山崎蒸留所のモルトを使用していましたが、当時超高級酒であったオールドよりも求めやすい価格帯となり、リザーブは新たなサントリーの看板商品になりました。

いつの間にかオールドより格上になっていた

発売直後は求めやすさが売りだったリザーブですが、私が酒を飲み始めたころには既にオールドより格上になっていたと思います。
リザーブは平成8年からは10年物にリニューアルし、平成10年になると「リザーブ10年・シェリー樽仕上げ」が発売されます。この時代はちょうど私がビール党からウィスキー党に変わった時代でしたが、リザーブの黒いボトルとシェリー樽仕上げの銅色のボトルが酒屋の棚に並んでいる様子が実に印象的であったことを覚えています。
その後リザーブは12年物となって一段と高級路線に走りますが、平成20年からは年数の表記が消えています。(これをノンエイジウィスキーと呼ぶ)
現在では白州蒸留所のモルトがキーモルトとなっているということなので、当初のものとはかなり違う味わいになっているのではないかと思われます。

水割りに向いているサントリーのウイスキー

www.goshuinbukuro.com

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ストレート

リザーブのストレート

柔らかな甘さで口の中にかぐわしい香りが広がります。オールドをより高級にした雰囲気が漂っています。

ロック

リザーブのロック

氷で冷やすことによりとろみが出てきたように思います。ストレートの時より甘みが強くなり、スッキリとした味わいになりました。全体的にバランスの取れた「ザ・ジャパニーズウィスキー」と言っても良い味わいです。

水割り

次いで水で割ります。

リザーブとはまっ子どうし

合わせる水は横浜市の水源のひとつである道志川の清流水を詰めた横浜市オフィシャルウォーター「はまっ子どうし The Water」です。

トワイスアップ(1対1で氷を入れない水割り)

リザーブのトワイスアップ

ふんわりとした、柔らかな甘さです。

ハーフロック(1対1で氷を入れる水割り)

リザーブのハーフロック

ふんわりとしていたトワイスアップに氷を入れると俄然味が引き締まりました。すっきり爽やかでありながら適度なコクと味わいがあり、これぞ日本の水割りであるように感じます。

ハイボール

上戸彩さんのCMで有名なソーダストリームでつくった完全に私好みの炭酸水を使用します。

リザーブのハイボール

甘みや酸味のバランスの取れたちょうどいい味わいです。

水割りに適したサントリーらしいウィスキーだった

本場の味を再現することにこだわったニッカに対し、サントリーは日本人に合ったウィスキーを追求してきたことはよく知られています。
「ブレンドに際して何より心血を注いできたのは、水割りにしたときに、決してくずれることのないバランスの良さを生み出すことにありました。」とサントリー発行のWHISKYBOOKに書かれていますが、リザーブはまさにサントリーらしさが表れたウィスキーではないかと思います。

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