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〖御朱印〗三井の守護神である三囲神社は「強運」お守りが話題である

今回は向島の三囲神社(みめぐりじんじゃ)の御朱印をご紹介します。白い紙に「強運」(「ごううん」と読むらしい)と書かれたシンプルなお守りが話題になっています。「三囲」という名前から三井グループとの深いつながりで有名な神社ですが、江戸時代には隅田川七福神巡りや桜の花見などで土手を散策する際のランドマーク的な神社でした。

三囲神社の由緒

三囲神社の創立年代は不明ですが、平安時代に弘法大師が勧請したとされています。神社はその後荒廃してしまいますが、南北朝時代に近江国三井寺の僧侶・源慶が弘法大師ゆかりの神社という事で、荒廃していた社殿の再建に着手します。その際出土した壺を開けたところ。老翁の神像が収められており、どこからともなく現れた白狐がその神像を三度回って死んだことから「三めぐり」という名が付いたといわれています。

創建の地は今よりもっと北だった

創建当初の三囲神社は現在より約200m北の、現在の言問団子のあたりに位置していたようです。隅田川沿いの堤が設けられていない場所にあり、すぐ南側に牛御前社(後の牛嶋神社)がありました。三囲神社は1600年頃の洪水で流されてしまったため現在の地に移転しますが、牛御前社は被害が無かったのかその地にとどまって明治維新後に牛嶋神社となり、関東大震災後に現在の隅田公園内に移転します。

地域のランドマークだった堤下の大鳥居

三囲神社の堤下の大鳥居と社号標

三囲神社の西側にある土手に面した鳥居は江戸時代に堤下の大鳥居として人々に親しまれていました。当時このあたりで隅田川を渡るには吾妻橋か渡し船しかありませんでしたが、渡しはちょうど大鳥居の土手下から待乳山下の山谷堀を結び、「竹屋の渡し」と呼ばれて大変に重宝されたようです。

三囲神社の堤下の大鳥居

土手下にあったにもかかわらず、当時は川の対岸から鳥居の上部が見え、このあたりのランドマーク的な存在でした。

安藤広重の「隅田川八景」現在は通行できないようですが、江戸時代にはこちら側が表参道であり、安藤広重の「隅田川八景」にも描かれています。

三井の守護神である三囲神社

1673年に三井家が江戸に進出して日本橋に「越後屋」を開業しますが、鬼門である東北方向にあるということと、三囲の「囲」の字が「井」を囲んでいることから三井を守るということで三井家の守護神として篤く敬われ、境内には三井家から奉納されたものが数多くあります。

三井グループとの関係は現在も続いており、三越の各店舗屋上には分霊を祀った三囲神社があり、銀座店内には社務所まで置かれています。

三囲神社の御朱印

御朱印所

御朱印は社殿向かって右手の社務所でいただけます。

初穂料300円

御朱印

三囲神社の御朱印一風変わった書体の御朱印でした。

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三囲神社の境内

一の鳥居

三囲神社の一の鳥居

二の鳥居

三囲神社の二の鳥居

神楽殿

三囲神社の神楽殿

狛犬

三囲神社の狛犬1745年奉納です。

狛狐

「みめぐりのコンコンさん」1802年奉納で、「みめぐりのコンコンさん」と呼ばれていました。

三越の商標付き台石

三越の商標付き台石客に出す茶の湯を沸かす際に釜の台石として実際に使われていたものです。

ライオン像

三越の象徴であるライオン像

三越の象徴であるライオン像は、池袋店に設置されていたものです。

三角石鳥居

三囲神社の三角石鳥居三つの鳥居を正三角形に組んだ形式の大変珍しいもので、三井邸より移してきました。

石碑

三囲神社境内の石碑

解説書の看板境内には解説書を販売するほど数多くの石碑があります。

拝殿

三囲神社の拝殿拝殿は安政大地震後の1862年に再建され、1884年に大修膳が行われたものです。

本殿

三囲神社の本殿

「ゆふたちや」の句碑

「ゆふたちや」の句碑1693年に干魃が発生し、これに悩む近隣の農民が三囲神社で雨乞い祈願を行いましたが、その際に俳諧の達人である其角が詠んだ「遊ふた地や田を見めぐりの神ならば」が刻まれています詠んだ翌日には雨が降り、その霊験と其角の名は江戸中に広まりました。

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境内社

恵比寿社・大黒社

三囲神社の境内社である恵比寿社・大黒社元々越後屋にて祀られていたのを移転してきました。

富士見稲荷

三囲神社の境内社である富士見稲荷

顕名神社

三囲神社の境内社である顕名神社三井十一家の歴代当主夫妻を祀っています。

三囲稲荷

拝殿右奥に境内社と鳥居が密集している場所が三囲稲荷です。

右側の白狐祠

左側の白狐祠二つの白狐祠が奥にあります。

三囲稲荷を守っていた老翁老嫗像それを守っていた老翁老嫗像です。

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