今回は数量限定発売のブラックニッカアロマティックをご紹介します。仙台郊外の宮城峡蒸留所のモルトが主体のウィスキーで、ニッカには珍しく女性的でフルーティーな味わいが特徴的でした。
ブラックニッカ数量限定版の第3弾
これまでブラックニッカの数量限定発売としてブレンダーズスピリット、クロスオーバーとご紹介してきましたが、どうやらその第3弾のようです。
一瞬だけ「またかよ」と思いましたが、お馴染みとなってしまったフロスト加工のスクエアボトルを見ると試してみない訳にはいかなくなります。ブレンダーズスピリットの青、クロスオーバーの黒に続いて今回のアロマティックは赤でした。
グラスにこだわるとウィスキーはもっと楽しくなる
ウィスキーの馥郁とした香りと色合いを楽しむには、クリスタルのグラスが最適です。
宮城峡モルトが主体のブラックニッカアロマティック
ニッカウィスキーには朝ドラの「マッサン」の舞台となった北海道の余市蒸留所の他、仙台の郊外に宮城峡蒸留所があります。ニッカウィスキーといえばヘビーでスモーキーな「男性的」味が特色ですが、これはどうやら余市蒸留所の特色のようです。
宮城峡蒸留所では余市蒸留所とは異なる蒸留方式でウィスキーづくりが行われており、まろやかでフルーティーなどちらかというと女性的な味わいだと評されています。
ブラックニッカアロマティックはノンピートの宮城峡モルトを主体に、カフェモルトとカフェグレーンをブレンドしたもので、どうやらこれまでのニッカウィスキーとはかなり違ったもののようです。
グラスにこだわるとウィスキーを考えて飲むようになる
感性を呼び起こし、満たしてくれるウィスキー。その時間をお気に入りのグラスと共に過ごしてみては如何でしょう。
ストレート
フルーティーな味わいで、アルコールのピリピリとした刺激がなく、滑らかな舌触りです。飲み込んだ後もいつまでも口の中で香りが渦を巻いていました。
ロック
氷を入れることにより更に口当たりが良くなりました。ストレートの時とは違う甘さが現れ、口の中の香りもさらに甘くなってきたように感じます。
愛用のグラスがあるとウィスキーはもっと楽しくなる
それぞれの飲み方に応じた最適なグラスをご用意しています。詳しくはコチラ
水割り
次に水で割ります。合わせる水は「富士山の天然水」です。
トワイスアップ(1対1で氷を入れない)
もともと滑らかな味でしたが、水で割って柔らかくなることによってフルーティーさと甘さがより分かりやすくなったように思います。
ハーフロック(1対1で氷を入れる)
氷を入れて冷やしたことによりスッキリ爽やかといった味わいとなりました。このスッキリ感は今まで飲んだことの無い味わいです。この飲み方が最上級かもしれません。
どの飲み方でもフルーティーだった
ニッカと言えばスモーキー、分厚いといった武骨なイメージがありましたが、今回のブラックニッカアロマティックの場合はどの飲み方でもフルーティーで、とにかく飲みやすいウィスキーでした。余市と宮城峡でかくも違うものかと思います。
これまでのブレンダーズスピリットやクロスオーバーは2千円台後半でしたが、今回のアロマティックは税込みでも2千円を切っていて価格面でも求めやすく、店頭に在庫があるうちにともかく飲んでおきたいと思います。
グラスにこだわるとウィスキーはもっと美味しくなる
★未成年の飲酒は法令で禁じられています。飲過ぎには十分に注意しましょう
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