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〖御朱印〗(諏訪大社➀)上社前宮は諏訪祭祀発祥の地だった

今回は諏訪大社四社参りの第一回で上社前宮の御朱印をご紹介します。

諏訪大社は諏訪湖周辺にある上社(前宮・本宮)と下社(春宮・秋宮)の二社四宮からなる神社で、創建の年代については不明ですが、日本最古の神社の一つとされています。

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諏訪明神を巡る神話

諏訪大社の御祭神は建御名方神と八坂刀売神の2柱ですが、HPでは単に諏訪明神と記述されています。

建御名方神は大国主命の子で、国を譲るよう迫ってきた武甕槌大神(鹿島神宮の御祭神)に力比べを挑んで投げ飛ばされ、出雲から逃げ出したという神話があります。武甕槌大神に追われて諏訪まで来た建御名方神はこの地から出ないことを約束したことで殺されることを逃れました。鹿嶋神宮の社殿が西向きなのは鹿嶋の真西に位置する諏訪を見張るためだともいわれています。

建御名方神は男神で八坂刀売神は女神です。諏訪湖が結氷した際に湖面に発生する亀裂は御神渡りといわれますが、これは上社の建御名方神が下社の八坂刀売神のもとに偲んでいった跡だとされています。

御柱祭の柱を見てみたいと思った

諏訪大社は六年に一度寅と申の年に開催される御柱祭で有名です。山中から切り出した16本のモミの巨木を各宮まで曳いてその四隅に立て、御神木とする勇壮な祭りですが、神社の四隅に柱を立てる意味については様々な研究がなされ、数多くの仮説が出されています。

定期的に建替えられていた巨大神殿の名残、外部権力から聖域を守るための標識、先祖の霊を祀るためのトーテンポールのような物、等々ありますがどれも決定的なものではないようです。

巨木を坂の上から落とす「木落し」の映像は何回も見たことがありますが、落とされた木が御柱として神社の四隅に立っている姿をこれまで見たことがありません。そこで諏訪大社四社をまわって16本の柱を全て見てみようと思い立ちました。

諏訪大社は茅野駅周辺の上社と下諏訪駅周辺の下社に分かれていますが、伊勢神宮の外宮と内宮のような序列は両社にはありません。手前にある上社から先にお参りします。

上社前宮とは

上社前宮は中央本線茅野駅から徒歩約30分の場所に位置しています。このあたりのバス路線が廃止になったという事で徒歩かタクシーしかありません。

諏訪祭祀発祥の地

諏訪大社では神職の最高位を「大祝(おおほうり)」と呼び、御神体と同一視された現人神のような存在でした。

f:id:minamimachida0706:20180111153132j:plainかつて前宮の敷地内には大祝の居館である「神殿(ごうどの)」とそれに付属する建物が立ち並び、上社の重要な神事のほとんどがこの地で行なわれたため、前宮は諏訪祭祀発祥の地とされています。

室町時代に神殿が移転するとそれにあわせて多くの建物が消失し、現在は祭典に必要な最低限の建物が残るのみとなりました。

上社前宮のみ本殿がある

f:id:minamimachida0706:20180111153211j:plain前宮は江戸時代までは「前宮社」として上社の摂社でしたが、明治になって上社の前宮に定められました。そのため拝殿後背の守屋山を御神体とする本宮、敷地内の御神木を御神体とする下社に対し、前宮だけは本殿があります。

諏訪大社上社前宮の境内

大鳥居

f:id:minamimachida0706:20180111153255j:plain鳥居の向こうには神々しい空間が広がっています。

配置図

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神原

f:id:minamimachida0706:20180111153559j:plain敷地内の大半を占める広場を「神原(ごうばら)」とよびます。

若御子社

f:id:minamimachida0706:20180111153634j:plainかつては大祝以下の神官は正月一日にまずこちらにお参りしたといいます。

内御玉殿

f:id:minamimachida0706:20180111153715j:plain即位した大祝が民の前に姿を現す場所です。

十間廊

f:id:minamimachida0706:20180111153803j:plain様々な神事を行う場所です。現在でも4月15日の御頭祭はこちらで行われています。

上社前宮の本殿

f:id:minamimachida0706:20180111153851j:plain本殿に続く参道は民家の間を抜けています。

f:id:minamimachida0706:20180111153923j:plain異様に綺麗な水が側溝を流れていました。

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諏訪大社上社前宮の本殿です。昭和7年の伊勢神宮式年遷宮により発生した古用材で建てられています。左側に諏訪明神が降りたとされる岩があります。

f:id:minamimachida0706:20180111154023j:plain横から見た本殿です。伊勢神宮外宮の本宮を古殿地側から見たことを思い出します。

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f:id:minamimachida0706:20180111154223j:plain「水眼(すいか)」と呼ばれる清流が神域を流れています。参道の側溝を流れていた異様に綺麗な水もここから流れたもののようです。

御柱

柱は右手前から時計回りに一から四の順に立てられ、一之御柱が最も太くて長く、以下順々に細く短くなります。

一之御柱

f:id:minamimachida0706:20180111154315j:plain柱は切り出してから各宮まで曳いてきているので、柱の裏側にはしっかりと痕跡が残っています。

f:id:minamimachida0706:20180111154353j:plain痕跡というよりも削られたと言ったほうがいいかもしれません。

本殿左手前の二之御柱

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左奥の三之御柱

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右奥の四之御柱

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御朱印

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御朱印は神原の社務所で頂けます。参詣客は多かったのですが、待たされることなくすぐに書いて下さいました。

f:id:minamimachida0706:20180111154708j:plainどのような角度から見てもかっこいい御朱印を頂きました。

◆諏訪大社上社本宮の記事

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