酒と車と御朱印の日々

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〖御朱印〗根津神社は300年前の姿をそのまま残す奇跡の空間だった

金町、亀有と千代田線・常磐線各駅停車沿線の第三弾として根津と千駄木の間にある根津神社の御朱印をご紹介します。

 

東京十社に数えられる神社をお参りするのはこれで六社目ですが、これまでの五社よりも荘厳な空気に満ちており、お参りしている人の姿もより神妙な様子に感じられました。数多くお参りしてきたこれまでのどの神社とも違う雰囲気に満ちていて、あれは何だったのかなと思いながらこの記事を書いております。

 

根津神社は南北どちらからも入ることが出来ますが、根津駅側の南の方が表参道のようです。

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根津神社は約1900年前に日本武尊が千駄木に創建したとされる神社で、現在の地は徳川家光の三男で甲府藩主の徳川綱重の屋敷があった場所です。綱重が第4代将軍家綱に先立って35歳で死ぬと長男の綱豊が家督を継ぎました。第5代将軍綱吉に世継ぎがいなかったことから綱豊が後継者に指名され、徳川家宣として綱吉の養子となり江戸城に入ったため、空いた屋敷を神社に献納して社殿を造営したものです。

 

「天下普請」と言われた大工事で造営された根津神社の境内です。

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1706年に完成した社殿、唐門、西門、透塀、楼門の全てが欠けることなく現存し、国の重要文化財に指定されています。都心部に位置しながら関東大震災と東京大空襲をほぼ無傷で切り抜けた奇跡のような空間です。

 

伊勢神宮の火除橋を思わせる神橋は平成18年に架けられたものです。

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重要文化財の楼門です。右側の隋身は徳川光圀がモデルと伝えられています。

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楼門をくぐって左手にあるのが「文豪憩いの石」です。

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この辺りは夏目漱石、森鴎外といった文豪が居を構えていた場所であり、彼らが腰を掛けて構想を練ったとされています。

 

何の変哲もない水飲み場に見えますが、これが「鴎外奉納の石」です。

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もともとは日露戦争戦利品の砲弾を飾るための台座であったようです。裏に森鴎外の本名である森林太郎の銘があります。

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「戦利砲弾奉納 陸軍々医監 森林太郎 陸軍少将 中村愛三」と読めます。

 

社殿の正面が重要文化財の唐門です。

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西門も重要文化財です。

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格子部分から向こう側が見通せることから名付けられた透塀です。徹底した基礎工事により300年以上経過した現在でも寸分の狂いも生じていません。

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江戸の神社建築としては最大規模を誇る社殿です。

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拝殿前の御神木のカヤの木は「願掛けカヤの木」と呼ばれています。神の使いの白蛇が住み着き、願い事をすれば叶うといわれています。

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西門の向かいには女性を守る神様である乙女稲荷神社があります。清水の舞台を思わせる眺めです。

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乙女稲荷神社の参道に並ぶ千本鳥居は北から南に通り抜けると邪気が払われるといわれています。

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徳川綱重の邸内社だった駒込稲荷神社です。

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手水舎の屋根に三つ葉葵の紋所が残っていましいた。

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外国人観光客の姿もありましたが、お参りをしている大半は近隣に在住在勤の方のように思われます。根津神社に感じた独特の雰囲気はこのような地域の方々が醸し出しているのかもしれません。徳川綱吉の時代の建物が何一つ欠けることなく現在まで残り、それを地域で大切にまもっているからこそ漱石や鴎外といった文豪たちが憩うような場所になったのではないでしょうか。

 

御朱印は社殿向かって右の授与所で頂けます。

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オーソドックスなスタイルの御朱印を頂きました。

 

◆参道では極上のうどんが楽しめる

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◆金町駅郊外にある柴又帝釈天は寅さんで満ち満ちていた

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◆亀有周辺は「こち亀」の両さんで満ち満ちていた 

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