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〖御朱印〗柴又帝釈天は彫刻と庭園と名水の寺だった

本日は柴又帝釈天として知られている経栄山題経寺の御朱印をご紹介します。

柴又帝釈天は山田洋二監督・渥美清主演の「男はつらいよ」シリーズの舞台としてあまりにも有名になりましたが、実際に訪れてみると彫刻や庭園の寺と言ってもよく、また名水が湧き出す地でもありました。

 

仕事で松戸にちょくちょく行っていたこともあって常磐線で金町は何度も通過していましたが、そこから駅一つ分の距離がある柴又帝釈天に行く機会はこれまでありませんでした。常磐線と京成本線のちょうど中間という位置関係もあり、「名前は知っていてもまだ行ったことが無い」という私のような人は案外多いのではないでしょうか。

 

初めて柴又駅に降り立ちました。駅前には旅に出る寅さんとそれを見送るさくらの像があります。

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駅前からは伊勢の「おはらい町通り」を思わせる参道が続いています。

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やはりここではだんご屋が最も目立ちます。

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映画の舞台となった店もありました。

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参道の正面に帝釈天の二天門が見えてきました。日光東照宮陽明門を模したといわれる、総欅造の豪壮な門です。

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帝釈天の境内案内図です。

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高さ15メートルの大鐘楼は「日本の音100選」に選ばれています。

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こんこんと湧き出る御神水です。江戸寛永の昔、松の根方に霊泉の湧くのを見て、庵を結んだのが帝釈天の起源といわれています。

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この水を目当てに帝釈天を訪れる人も多いようです。

 

この世を浄化し人々の罪を洗い清める浄行菩薩像を、御神水で洗っています。

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その姿が天に上る龍を思わせる瑞龍のマツです。

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日蓮が刻んだ板本尊を祀る帝釈堂です。

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柴又帝釈天が創建されたのは約390年前の1629年です。

当初から安置されていた御本尊が江戸の中期に一時的に行方不明になりましたが、1779年の本堂改修中に天上の梁の上で発見されました。その日が庚申の日であったことから以後庚申の日を縁日と定め現在に至っています。

 

お参りを済ませたらいよいよ庭園と彫刻の鑑賞です。大客殿から庭園の遼渓園を一望できます。

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大客殿から庭園を囲むように回廊が延びています。

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回廊から見た庭園です。

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回廊の途中にも御神水が湧き出していました。次に来るときはペットボトルを持っ来ることにします。

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次は彫刻です。帝釈天の内外には数多くの彫刻が施されていますが、特に帝釈堂内陣の外側の十枚の彫刻は文化的な価値が高く、そのため堂廻りにあらたに回廊を巡らせて、ガラス張りの彫刻ギャラリーとして保存されています。大正末期から昭和初期にかけ、東京在住の10人の名師が巨大な欅の原材に刻んだ彫刻はどれも素晴らしいもので、その内の一部を選ぶという事などとてもできません。そのため10枚全てご紹介します。

 

「塔供養の図」です。

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釈迦が法華経を説く前触れの様子を描いたものです。

 

「三車火宅の図」です。

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人生は燃えている家の中にいるようなもので苦しみが絶えない。そこから人々を救出するために仏が三つの車を用意しています。

 

「慈雨等潤の図」です。

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風神と雷神が現れ、仏の教えという慈雨であまねく地上を潤しています

 

「法師修行の図」です。

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修行している法師たちを励ますために仏や像に乘った普賢菩薩が現れた場面です。

 

「多宝塔出現の図」です。

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多宝塔が出現して人々の法華経への信仰を褒めたたえ、それを聴いた人々が歓喜しています。

 

「千載給仕の図」です。

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法華経についての教えを乞うために阿私仙という仙人に千年もの間給仕をし続けた釈迦の姿を描いています。

 

「龍女成佛の図」です。

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八歳になる龍王の娘が多くの教えを理解して成佛しようとする姿を描いています。

 

「病即消滅の図」です。

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病に侵された人が法華経の力によって不老不死の境地に至る場面です。

 

「常不軽菩薩受難の図」「法華経功徳の図」です。

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迫害を受ける常不軽菩薩の姿と「渡りに船のごとく」「母親が子供を迎えに来たごとく」人々を救う法華経の力の二つを描いています。

 

「法師守護の図」です。

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法華経を学ぶ法師を天人や阿修羅が見守っています。

 

世間的なイメージとして柴又帝釈天はやはり「寅さん」の舞台というものでしょう。境内には常に映画のテーマソングが流れ、寅さんのソックリさんが観光客の人気者となっていました。

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しかし実際に訪れてみて、彫刻、庭園、名水という実に魅力的なものがあることを知りました。

柴又は浅草をコンパクトにまとめたような場所で、今回回り切れなかった場所にまだまだ魅力的なものがありそうです。浅草や鎌倉のようにこれから何度も訪れる場所になるかもしれません。

 

御朱印は帝釈堂の中で頂けます。

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ド迫力の御朱印を頂きました。

 

◆何度も訪れた鎌倉と浅草の記事

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