酒と車と御朱印の日々

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〖御朱印〗五所神社(鎌倉)は適当さが逆にいい感じを出している

今回は鎌倉の材木座にある五所神社の御朱印をご紹介します。

五所神社と名の付く神社は鎌倉の他に山形、湯河原、千葉、大分とあるようですが、全て五柱の神様を祀ることから名付けられたようです。

明治41年7月に乱橋村と材木座村が合併したとき、乱橋(みだればし)村の三島神社と八雲神社と金毘羅宮、材木座村の諏訪神社と見目(みるめ)明神の5社が合わさって誕生したのが材木座の五所神社です。

五所神社は長勝寺と補陀洛寺を結ぶ道の途中にあり、以前前を通ったのですがその際はスルーしていました。地味すぎて御朱印を頂けそうな神社には見えなかったのです。

しかし毎年6月の例大祭では町内を練り歩いた神輿が海に入る海上渡御で大変に盛り上がるという話を聞き、今回改めてお参りしてみようという気になりました。

 

閑静な住宅街を貫く道の途中に何の前触れもなくいきなり鳥居が出現します。

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参道の奥に何か見えてきました。

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五つの神社が合わさってできた五所神社では、あちこちから持ち込まれた様々なものが並んでいます。その様子は無造作としか言えません。参道の横には乱橋の手摺石が置かれていました。放り出しているようにも見えますが、ちゃんと説明文がついています。乱橋は新田義貞が鎌倉攻めの際に幕府軍と激突した場所です。

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三光尊石上稲荷です。

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こちらには材木座海岸の豆腐川の河口にあったという石が祀られています。

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人が溺れる、船が座礁するといった事故が多発する「魔の海域」から引き揚げられたため神石とされ、当初は個人宅に安置されていましたが、昭和12年に五所神社に移されたといいます。

 

廃寺となった感應寺の境内にあったものを移してきた「不動種子板碑」です。国の重要美術品に指定されています。

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板碑の足元に丸い石が無造作に置かれてていますが、これが「疱瘡老婆の石」です。

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五所神社創建時に合祀された見目神社から移されたもので、撫でると疱瘡(天然痘)が治るという霊石です。

 

各種の珍しい庚申塔も置かれていました。

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当時は旧暦で60日毎に訪れる庚申(かのえさる)の日に、寝ている間に体内の虫が神様に告げ口しに行くと信じられていました。告げ口されないためには寝なければいいということで、庚申の日は人々が夜通し神や仏をお祀りしたのが庚申信仰です。これを3年18回続けると記念に庚申塔を建てたといいます。

 

五所神社の本殿です。

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もともとは合祀した諏訪神社の社殿を移築したものですが、関東大震災で倒壊したため昭和6年に建て直されました。

 

例大祭で活躍する神輿を納めた神輿庫です。

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戸が開いていたので内部を拝見しました。

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他で置き場所がなくなって持て余されていた物が次々と持ち込まれたといった感のある五所神社でしたが、持ち込まれたものをとにかく並べたというその適当さが逆に素朴でいい感じになっていたように思います。

 

御朱印は参道脇の授与所兼住居のような場所で頂けます。

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不動種子板碑を描いた御朱印を頂きました。

 

◆潮の香が漂う材木座の寺院

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