酒と車と御朱印の日々

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〖御朱印〗スサノオを祀る小動神社は津波に強そうな立地だった

今回は腰越の小動岬に鎮座する小動神社(こゆるぎじんじゃ)の御朱印をご紹介します。

 

腰越は京都から鎌倉入りする際の重要なルート上にあることから、古来より宿場町として栄えた街です。1185年に源平合戦において活躍した源義経は、念願の平家討滅を成し遂げたにも関わらず兄である頼朝から鎌倉入りを拒絶されこの地で足止めされます。その際に滞在していた満福寺は江ノ電の線路を挟んだ反対側にあります。(近日紹介予定)

 「こゆるぎ」という名前は、風もないのに揺れる美しい松である「小動の松」がこの岬の山の頂にあったことに由来しています。

腰越駅で江ノ電を下車し、海岸沿いを走る国道134号線を渡ると小動神社の一の鳥居があります。

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参道は緑のトンネルに覆われています。

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参道奥の階段を登ると二の鳥居です。

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二の鳥居をくぐると右手に本殿があります。

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源頼朝に伊豆配流の時代から仕えていた佐々木盛綱が、源平合戦に際して父の領国である近江の八王子宮を勧請したことが小動神社の起源とされています。江の島弁財天にお参りした際にこの地を訪れ、大いにその風光を賞して勧請の地と定めたといいます。

1333年の鎌倉攻めの際には新田義貞がこちらで戦勝祈願を行い、戦に勝つと太刀と黄金を神社に寄進し、これにより社殿を建て直すことができました。

須佐之男命、建御名方神、日本武尊を御祭神として祀っています。

 

赤いほっかむりをした狛犬は地元の漁師の寄進だそうです。

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右が稲荷社、左が金刀比羅宮です。

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漁業の神、航海の神をまつる海神社(わたつみじんじゃ)です。

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諸願成就の神である第六天神をまつる第六天社です。

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境内には展望台がありました。幕末にはこの地に番所が設置され、異国船が渡来した場合の通報拠点とされていました。

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展望台から望む江の島の姿です。

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岬の先端の崖下は太宰治が三日前に知り合った女性と睡眠薬自殺を図った場所になります。女性は死亡しますが本人は近くの病院に担ぎ込まれて助かりました。

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ところで小動神社は須佐之男命を祀っている神社です。スサノオといえば以前にも書きましたが「スサノオを祀った神社は東日本大震災で被災を免れている」という東工大教授の6年前の論文のことが気になります。

水害や疫病に対する力をもったスサノオノミコトは非常時、リスク時における神であり、伝統的地域社会において人々はスサノオを祀る神社を自然災害発生時に最も安全な場所に建てていたと論文では結論付けています。

 

実際に南千住の素戔雄神社は荒川が決壊すればほぼ全域やられる荒川区に位置していながら、その中でも比較的安全な場所にありました。

今回鎌倉市のハザードマップを見ると小動神社は海抜14.8mに位置しています。鎌倉市が想定している南海トラフ巨大地震と南関東地震における最悪の津波が高さ10.3mですから、海沿いであっても安全な場所という事ができそうです。

https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/sougoubousai/documents/02tsunamih-m-inamura-kosigoe.pdf

ちなみに海側から小動神社のある場所を見上げるとこんな感じです。

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この辺りは鳶が目線の高さで飛んでいました。

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崖には何やらよくわからない洞窟がありました。

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先の大戦の末期には本土決戦に向けて横穴陣地が構築されたとありますから、その跡かもしれません。こんなもので戦えるつもりだったのでしょうか?

 

御朱印は参道脇の授与所で頂けます。

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ダイナミックな御朱印を頂きました。

 

◆荒川が氾濫しても何とかなりそうな素戔雄神社の記事

www.goshuinbukuro.com

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