酒と車と御朱印の日々

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「大和トンネル拡がります」って一体どうやって?①

大和トンネルは東名高速の横浜町田ICと厚木ICの間にあるトンネルで、全長280mしかないにもかかわらず日本を代表する渋滞ポイントとして知られています。

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国土交通省が公表した集計(2016年度速報値)によれば、全国の高速道路における渋滞ワースト3が実質的に全て大和トンネルが関わったものとなっています。特に年末年始、5月の大型連休、夏のお盆の時期には上下線ともに渋滞は30㎞以上になることもあり、上り線は大井松田IC付近まで、下り線は東京ICを過ぎて首都高速道路まで伸びる事もあったりします。

 

町田の、それも東名入口交差点のすぐそばに住む私としては下りの渋滞はそれほど怖くはありません。川崎ICくらいまで延びるような渋滞の場合横浜町田ICは大抵こんな状態です。

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渋滞がどれだけ激しくても横浜町田ICから乗れば先頭付近に横から割り込むような格好になります。「誠に申し訳ない」といつも思っていることだけはこの場をお借りして強調しておきます。

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一方上りの渋滞に関しては有効な抜け道もなく、渋滞が発生する前に早めに帰ることを徹底する以外に今のところ対策はありません。箱根神社にお参りしてから芦ノ湖スカイラインや仙石原を走り回り、家に帰ったらまだ午前中だったということもあるくらいです。

 

大和トンネルは南側に位置する厚木基地のために設けられたものです。高速道路が建設される以前に離陸に失敗した米軍機が相鉄線の架線を切断するという事故が発生しましたが、同様の事故が発生した場合に被害を軽減させることを目的に道路に蓋をするような構造で作られました。なにしろここはすぐ目の前をこんなものが横切るような場所なのです。

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一方でトンネルは渋滞緩和策をとるにあたっての最大の障害となっており、渋滞の解消にはもはや蓋を取ってしまうしかないとまで言われていました。

 

ところで最近になって「大和トンネル拡がります」という横断幕が掲げられました。確かにトンネル付近で車線をくねくねといじっていて、路肩をつぶして1車線増やそうとしているようにも見えます。いったいどうやって拡げようとしているのか現地を見てみました。

 

工事は再来年の7月まで続くようです。どうやらグランベリーモールの建替え工事よりも早く終わるようです。

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大和トンネルの蓋の上部はこうなっています。

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現場の掲示板に貼ってあった空からの映像です

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コンクリートの壁の向こうがトンネルです。これは本当にトンネルを掘り起こしてコンクリートをぶっ壊し、蓋を取ってしまおうとしているのでしょうか。

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予想していたよりも大規模な工事となっていました。

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詳しく調べてみると渋滞緩和策は以下の通りのようです。

「渋滞の発生を抑制するために交通集中箇所の交通容量拡大が効果的であり、大和トンネルを中心とした上り線約4km、下り線合計約5.5kmに付加車線を設置する」

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報道発表資料:海老名ジャンクション等においてピンポイント渋滞対策を推進します - 国土交通省

具体的には大和トンネル(280m)とその東京側の橋梁部(530m)を上下線とも1m拡幅したうえ路肩を削り、既存の車線を1車線当たり25㎝狭くして1車線分をひねり出すというものです。

 

大和トンネルを上下線とも1m拡幅するということはやはりコンクリートをぶっ壊すのでしょうか。

実は大和トンネルの側面の壁は二重になっていて、内側の壁を壊すだけで拡張ができるのだそうです。何ともあっけない内容で多少拍子抜けしましたが、そうだとするとトンネル全体を掘り返していたのは一体何のためなのでしょう。

 

これまでとられた渋滞対策により首都圏の道路事情は大きく改善されました。しかし首都高3号線の池尻や圏央道内回りの海老名のような新たな渋滞ポイントが発生したのも事実です。今回の改良により日本最悪の渋滞ポイントがどのように変わるか注視してみたいと思います。

 

◆1か月半後工事は進んでいたという記事

www.goshuinbukuro.com 

◆大和トンネル拡張工事が効果を発揮するともう少しゆっくりできる箱根の記事

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