伊勢神宮外宮別宮である月夜見宮の御朱印は「月夜見宮印」と日付だけというシンプルさです。月夜見尊と月夜見尊の荒々しい魂の働きである月夜見尊御荒魂を御祭神として祀っており、外宮の裏参道とは神路通によってひっそりと結ばれています。
御朱印は「月夜見宮印」と日付だけ
御朱印所
月夜見宮の御朱印は宿衛屋で頂けます。
受付時間
10月・11月・12月5:30頃~17:00
1月・2月・3月・4月・9月5:30頃~18:00
5月・6月・7月・8月5:30頃~19:00
初穂料300円
御朱印
正宮である伊勢神宮外宮と同様に「月夜見宮印」と日付だけです。グレードの高い神社の御朱印はとにかくシンプルです。
伊勢神宮外宮の別宮である月夜見宮
これまでまわってきた月讀宮と倭姫宮は伊勢神宮内宮の別宮ですが、次の月夜見宮は外宮の別宮で、月夜見尊と月夜見尊の荒々しい魂の働きである月夜見尊御荒魂を御祭神として祀っています。ちなみに月讀宮の御祭神である月讀尊と月夜見宮とは同一神であるとされています。
月夜見宮の創建については不明ですが外宮に属する宮社の内で多賀宮に次ぐ存在とされ、1210年に別宮に昇格しました。
もともとは月夜見尊と月夜見尊御荒魂は別々の社殿にお祀りしていましたが、1419年に火災に遭って以降2体の神様を同一の社殿にお祀りしています。
アクセス
交通
JR・近鉄伊勢市駅徒歩約10分
地図
伊勢神宮の別宮
真ん中を通ってはいけない「神路通」
外宮の北御門から月夜見宮を結ぶ約200mの一直線の参道は「神路通」と呼ばれています。
この道は月夜見宮の神様が外宮の神様のもとに通うための道だとされています。神様は夜、宮の石段の一つに杖をあてて白馬に変え、その馬にまたがって外宮に通われます。道路の中央は色が変わっていますが、今でも人々は神様を畏れ謹んで道の真ん中を避けて端を歩いており、沿道の家々はトイレの戸を道の方には開けず、不吉な行列もこの道を通らないようにしています。
月夜見宮の境内
一の鳥居
御神木の楠
隠れたパワースポット
落雷で折れたという樹をつっかえ棒で支えています。
社殿
古殿地
社殿のみどころ
屋根を支えているのが柱ではなく壁であることが一番よくわかる写真で、柱と梁の間に隙間があります。
屋根の重みで壁板同士が密着して気密性を高めていますが、長い時間の経過による圧縮や風化によって壁板が縮むと密着を保てなくなります。それが20年ごとに式年遷宮を行う事の理由の一つと言われています。
境内社
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