酒と車と御朱印の日々

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〖御朱印〗伊勢神宮(内宮)に一度は行った方がいい理由

夜行バスを利用して早朝から始まった名古屋・伊勢の強行軍ですが、熱田神宮、伊勢神宮外宮とお参りして次はいよいよ今回の旅のメインイベントともいえる伊勢神宮内宮のお参りです。駅から距離のある内宮までどうやって行けばいいかと思っていましたが、外宮の前から内宮行きのバスが出ていて簡単にたどり着くことが出来ました。

 

全国の神社の頂点に位置する伊勢神宮において内宮の皇大神宮と外宮の豊受大神宮は「二所大神宮」と称され、殿舎、祭儀等ほとんど同等に扱われていますが、両宮は決して同格ではありません。内宮の皇大神宮こそが最高至貴のお宮であり伊勢神宮の中心であるとされています。その日本における神社の最高位に位置する伊勢神宮の内宮についにやってきました。御朱印集めを始めて以来の念願がついに叶った瞬間です。

テレビで見るたびに「行きてぇ~なぁ~」と思っていた光景がまさに目の前に広がっています。

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周囲の山々には霧がかかっていて一層神秘的な雰囲気を漂わせています。

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伊勢神宮内宮は三種の神器の一つである「八咫鏡」を御神体として祀った神社です。天照大御神が「この鏡を自分を見るがごとく祀れ」と人々に命じたという鏡は代々宮中で祀られてきましたが、第10代とされる祟神天皇の時代に皇居を出てふさわしい地を求めて各地をまわり、最終的に次の垂仁天皇の時代に伊勢にたどり着きました。祟神天皇は歴史学上存在が確認できる最古の天皇であり、私が現在読んでいる本によると3世紀末頃の天皇だとされています。

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鏡を祀る祠が神宮と呼ばれるような規模になったのは百人一首で知られる持統天皇の時代で、定期的に全ての社殿を建替える式年遷宮もこの時代に始まりました。

 

有名な宇治橋です。こちらも式年遷宮の際に架け替えられていますが、20㎝の厚みが20年間で平均8㎝減るそうです。誰もが中央を避けて端を通るせいなのか、中央部から外側にかけて緩やかな傾斜ができていました。

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架け替える際の橋脚でしょうか。

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宇治橋の全体像です。先ほどの写真の光景は有名ですが、こちらは全然知られていない姿ではないでしょうか。

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内宮の境内案内図です。(「現在地」は無視してください)

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遠方に見える山の向こうまで神社の敷地で、世田谷区とほぼ同じ面積です。

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境内は足立美術館の日本庭園のごとく手入れが行き届いています。自分がまさに今伊勢神宮内宮をお参りしていることを実感します。

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火除橋です。

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手水舎がありますが、ここはスルーします。

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楽しみにしていた五十鈴川御手洗場に来ました。

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式年遷宮に必要な1万本以上の木材を輸送する手段として重要な役割を果たす五十鈴川は一方で聖なる川として身を清める場でもあります。

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という事で五十鈴川の清流で手を清めます。

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参道に戻ります。ようやく中間点が見えてきました。

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内宮神楽殿です。

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火鑽具を用いて清浄な火を起こし神様へお供えする食事を調理する忌火屋殿です。

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人々が歩いている参道の右下を五十鈴川が流れています。正宮は地盤がしっかりとしていて水害に遭いにくい河岸段丘の上に設けられています。

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ここから先が内宮正宮の古殿地(次回の式年遷宮のための空き地)のようです。

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いよいよ内宮の正宮まで来ました。階段から上が撮影禁止です。拝殿から横に移動すると奥まで見渡せるのは外宮と同じです。

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奈良や京都の寺院は木材に漆を塗るなどして長持ちさせるような工夫がありますが、伊勢神宮は古代より建替えの繰り返しでここまで残してきました。社殿は全て神明造りという独特の様式で建てられていて外宮と同様、意外な程の迫力ある光景にしばし立ち尽くしました。

これまでお参りしてきた幾多の寺社と空気が全く違いました。しっとりとした清々しさのようなものを感じたのはこれが初めてです。

 

神宮神田で収穫された米を保管する御稲御倉で、規模は小さいですが正宮同様の神明造りの建物です。

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同じく神明造りの外弊殿です。

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横から見てみました。

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柱と梁の間に隙間があり、屋根を支えているのは柱ではなく壁であることがお分かりいただけますでしょうか。

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屋根の重みで壁板同士が密着して気密性を高めていますが、長い時間の経過による圧縮や風化によって壁板が縮むと密着を保てなくなります。それが20年ごとに式年遷宮を行う事の理由の一つと言われています。

 

内宮に属する10の別宮の中でも第一位に位する荒祭宮です。天照大御神の荒々しい魂の働きである「荒御魂」を御祭神としています。

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別宮の風日祈宮へと通じる橋です。

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風日祈宮は風雨を司る神で、自然災害に遭うことなく五穀が豊かに実るよう祈願します。

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蒙古襲来に際して暴風雨を起こし、敵軍を全滅させて国難から国を救ったとして別宮に昇格したのは外宮の風宮と同じです。

 

誰も気付かないような場所にひっそりと建っていた龍祭神です。五十鈴川の守り神です。

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内宮の御朱印は神楽殿で頂けます。

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外宮同様にシンプルの極致といった御朱印を頂きました。

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熱田神宮や出雲大社といった神社ではシンプルと言っても「参拝」「奉拝」くらい書かれますが、伊勢神宮ではそれすらなく単に印と日付だけです。

書体やデザインやカラーといったようにそれぞれの個性を競うのは下々の神社がやることで、神社の最高位である伊勢神宮としてはこれで十分だろうという気概に溢れています。

これで念願の伊勢神宮のお参りを終えました。聖なる世界への入り口である宇治橋、身を清めるのに手水舎ではなく聖なる川を使うという演出、参道の長さ等々でやはり外宮よりは内宮の方が少しだけ格上なのかと思います。これまで感じたことの無い迫力のような物を感じました。

江戸時代の人々は「一生に一度はお伊勢参り」というほど伊勢に憧れたと言われています。現代に生きる人々もやはり一度はお参りしておいた方がいいと強く思いました。

◆伊勢神宮(外宮)の記事

minamimachida0706.hatenablog.com

◆旅のスタート地点である熱田神宮の記事

www.goshuinbukuro.com

◆昼食で食べた伊勢うどんに驚いた記事

minamimachida0706.hatenablog.com

◆次にお参りした猿田彦神社の記事

minamimachida0706.hatenablog.com

最後までお読みいただきありがとうございます。