酒と車と御朱印の日々

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〖御朱印〗等々力不動尊発祥のもととなった不動の滝は、昔は音がとどろく程の水量があった

先日菊名神社と浄眞寺(九品仏)をお参りした後、等々力不動尊を併せてお参りしました。


等々力不動尊は真言宗の中興の祖である興教大師の夢にお不動様が現れ、関東に霊地があると告げられたことで誕生した寺院です。
実際に関東を訪れてみると夢で見たのと同じ渓谷があり、そこで不動堂を創建してお不動様を安置したことが等々力不動尊の始まりとされています。


大井町線で九品仏から等々力へ移動し、そこから等々力渓谷を通って等々力不動尊に向かうことにしました。

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駅を降りてすぐ、成城石井の脇に渓谷の入り口があります。

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等々力渓谷入り口付近にかかる「ゴルフ橋」。絶対に忘れない名前です。昭和初期に五島慶太により開設された等々力ゴルフコースがこのあたりにあったからだといいます。

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武蔵野台地は水を通さない粘土質の地層の上に水を通しやすい歴層が重なり、それを関東ローム層が覆った台地です。この大地を矢沢川の水が浸食して出来上がった等々力渓谷は、普通なら地下深くにあって見えないものが地表に露出した、地質学上貴重な場所です。
ゴルフ橋の下はその中でも特に重要な場所のようで、そのことを解説するする掲示板がいきなり設置されていました。

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とくに重要な部分を拡大します。

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矢印の部分から横線が伸びていますが、これより下が粘土質の高津互層、上が武蔵野歴層です。このあたりから湧水が滲み出ている様子が観察できるとありますが、雨だったためよくわかりませんでした。

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渓谷の斜面上にはシラカシ、ケヤキ、ムクノキといった群集ができています。

f:id:minamimachida0706:20170328223533j:plain渓谷橋です。等々力渓谷を流れる矢沢川には仙川の水を浄化して流していますが、等々力渓谷付近で30ヶ所以上の湧水が流れ込むため、下流に行くに従って水質が改善するようです。

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上部を横切っているのは環状8号線です。

f:id:minamimachida0706:20170328223710j:plain等々力渓谷3号横穴です。世界史の教科書に必ず登場するラスコーの洞穴のようなものをイメージしていたら全然違いました。地元の有力な農民の墓のようです。

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いきなりお堂が登場するのですが、幼い頃の弘法大師の姿を祀った稚児大師堂です。

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このあたりから等々力不動尊になります。
これが等々力不動尊発祥のもととなった不動の滝で、矢印部分の龍の口から湧水が流れ落ちています。

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ここで滝行をする人もいるそうですが、写真に矢印を書き足さなければわからないような水量で、これではシャワーを浴びるのと同じではないかと不謹慎ながら思ってしまいました。(私は1回だけ足柄で滝行をやったことがあります。)昔は轟音が鳴り響く程の水量があったと言われ、水音が「轟いた」というところから「等々力」という地名が出来たといわれていますが、それに比べると水量は激減したのでしょう。


本堂に出るには急な階段を登らなければなりません。

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本堂です。

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目黒通りに面した山門です。

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世田谷と言うと三軒茶屋や二子玉川といったエリアをイメージしがちですが、昨年12月に訪れたボロ市通りのようなごみごみとした世界や九品仏のような神秘的な空間もあり、そして等々力渓谷のように人の手の加わっていない自然が残された場所もあります。東京23区で最も広いだけあって世田谷には得体のしれない奥深さを感じました。


御朱印は社務所で頂けます。一人一人たっぷりと時間をかけて丁寧に書いて下さいました。

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不動明王のパワーを感じるような御朱印を頂きました。

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