酒とうどんと御朱印の日々

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〖救世主〗ザ・プレミアム・モルツは厚みと重量感がある味わいだが苦みも強い

今回はザ・プレミアム・モルツをご紹介します。ビール事業に参入したものの低迷が続いていたサントリーを救った救世主のような商品で、重量感のある味わいと強い苦みが特色となっています。しかし私としてはプレミアムになる前のモルツが懐かしくてしょうがありません。

業界が大混乱した時代にひっそりと登場したモルツ

私が酒を飲み始めた頃、ビールと言えばキリン・ラガービールの独壇場であり、キリンと他社の間にとんでもない差があったものです。当時のサントリーはCMが常に話題になっていて本が出されるほどでしたが、肝心のビールは水っぽくて飲めたものでなく、とてもキリンに対抗できるようなものではありませんでした。

昭和62年にアサヒスーパードライが発売になると、各社対抗してドライビールを何種類も市場に投入する「ドライ戦争」と呼ばれる大混乱状態となります。これは最終的にアサヒの一人勝ちに終わって他社は全てドライビールから撤退し、そしてキリンが一番搾りを出すのですが、その嵐のような時代に気が付いたら世に出ていたのがサントリーの「モルツ」でした。

サントリーの救世主となったザ・プレミアム・モルツ

それまでのサントリービールと言えば缶が青いことが特徴でしたが、モルツは白1色であり随分と印象が変わりました。致命的な弱点であった水っぽさが完全に姿を消し、コクもキレもあるという変わりように最初は戸惑いまで感じたものです。

後に白1色だった缶に金色が加わり、萩原健一や和久井映見がCMで「うまいんだな、これが」と言うようになるとモルツも次第にメジャーな存在になっていきます。さらにザ・プレミアム・モルツが登場するとプレミアムビールとして「ヱビス」を打ち負かし、それによりサントリーはビール業界での最下位を脱出しビール事業の黒字化を達成するまでになります。まさにサントリーにとって救世主のような商品です。

厚みと重量感がある味わいだが苦みも強い

ザ・プレミアム・モルツザ・プレミアム・モルツが誕生したのは平成元年でもともとは限定商品でしたが、平成13年に通年販売となり、平成15年に現在の名称となっています。平成17年のモンドセレクションで国産ビール製品初の最高金賞を受賞したことが大ヒットのきっかけとなっています。

モルツと同種の麦芽を1.2倍使用し、麦汁を得るための煮出し工程を2回行っています。ホップも2倍使用しているといわれています。

ザ・プレミアム・モルツとキャンペーンで手に入れたグラス今回は以前やっていた「3缶+グラスセット」で入手したグラスを使用します。

勢いよく注いだザ・プレミアム・モルツいつものように途中まで勢いよく注ぎます。

泡が落ち着くのを待つザ・プレミアム・モルツ泡が落ち着くまで待ちます。

さらに勢いよく注いだザ・プレミアム・モルツさらに勢いよく注ぎます。

泡が落ち着くのを待つザ・プレミアム・モルツもう一回泡が落ち着くまで待ちます。

最後にそっと注いだザ・プレミアム・モルツ最後はそっと注ぎます。今回もいい感じの泡になりました。缶と同じ金色がきれいです。

匂いには鈍感な私でもしっかりと香りがわかります。厚みと重量感があるしっかりとした味わいで、その分だけのど越しも楽しむことができます。苦みが強く、飲み終わった後も口の中に残っています。

缶が白かった時代のモルツが懐かしい

かつてのモルツはザ・プレミアム・モルツの販売強化の方針によりどんどん市場から姿を消していき、一昨年ついに販売終了となってしまいましたが、私はあの白地に金色のラインが入っていた時代のモルツが最も好きだったのでいささか残念に思っています。苦みに関してはザ・プレミアム・モルツは少し強すぎで、モルツくらいが私にとってベストです。

★最後までお読みいただきありがとうございます。

 未成年の飲酒は法令で禁止されています。健康のため飲み過ぎには注意しましょう。

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